あの頃になる今

  僕は映画をまったく観ません。それは映画館でもDVDでも。それが、僕の大好きな「乃木坂46」に関わっていても、大きくは変わらない。

 

  僕は今日、『あの頃、君を追いかけた』という作品を観ました。感じたこと、想ったことをどうしても外に放り出したくて、今、映画館の外の公園でこの文章を書いてしまっています。

 

  冒頭の理由で、僕がこの作品を観に行く理由として積み重ねたもののうちの大きな一つに、「画面の中の ”今の齋藤飛鳥” を観ておこうかな」というのがありました。この発想、おそらく身近な飛鳥推しの声がどこか刷り込まれてるんでしょうけど、僕自身がこれを納得できます。

 

  そして観終わった今、やっぱりこれは正しかった。今、ただただ観に来てよかったな〜という気持ちになっています。

↓ツイートしちゃったのでコピペ

『あの頃、君を追いかけた』、今の「齋藤飛鳥」を追っているなら絶対に観てほしい。今の彼女は、今しかいない。それがそこにある。だから、彼女の先がどこまであるかは僕らには分からないけど、今の彼女がそこにいるから、そこにいるこの先の彼女も、追いかけられたら良いなと、思うような作品でした。

  彼女、齋藤飛鳥は20歳。”画面の中の人たち” からしたら、今見つかる、にしてはこれでも少し遅いかもしれません。でも、齋藤飛鳥の「圧倒的な今」を見るには、この作品はこれ以上も無いかもしれないと思い切れます。そして、画面の中の彼女、がこれから先も続いてくれるとしたら、この作品は飛鳥ちゃんを好きな人たちにとって「あの頃」にしてほしいなって、そして、僕らにとって「あの頃」にしてくれるようにこれから先も続けばいいなって、その両面を、ただ感情的に思いました。

 

  客観性の欠片もない完全色眼鏡な主張かもしれませんが、彼女は宝だなぁと思わされました。彼女はアイドルであるから、すぐそこにいるように感じるけど、もちろん僕らの手は届きません。だから、僕らの宝を、大事に大事に扱われる宝になってほしいなって。これが、僕がこの作品を観に来た目的に対する回答となる感情です。この先も、そこにいる彼女を追いかけられたら幸せだなぁと、思いました。

 

 

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  ここからは作品に対する感想を少し。ネタバレ、どうしても出ちゃいます。すみません。許してください。ですので、この先、各々ご配慮くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

  さて、僕が最初につけようとして、ネタバレニュアンスになるのでやめたタイトルはこう。

 

「繋げられたのに繋げられなかった世界」

 

  理系の性なんだと思いますが、僕は合理性を求めてしまう方の人間だと思います。「お互いが良いと思ってるなら、その形になるべき」なーんてことも思ったりしちゃいます。でも、世の中、合理的にうまく噛み合うことなんて、実はそっちの方が少ないかもしれません。そんな世界、そんなストーリーが繰り広げられる。それがギュッと詰められている、というより、じわじわと飲み込んでいる、そんな作品だった気がします。

 

  僕の好きな飛鳥ちゃん推しの感想ブログにこう綴られていました。(なおさんごめんなさい!)

水島浩介は、そんな多くの人が経験したことがある甘酸っぱい思い出を、僕達の代わりに体現してくれてました。

だから彼に感情移入して、そして尚更早瀬真愛を好きになる事が出来た。

  この作品は、山田裕貴くんが演じる主人公の水島浩介に心が寄り添っていく物語になってると思います。それもじわじわと。それが出来ないと、良かった、とはならない作品かもしれません。そして、じわじわと浩介に心が寄り添ってくから、だんだん齋藤飛鳥演じる早瀬真愛に入っていける。ほんとこの通りだと思います。

 

  だから、浩介のとる振る舞い、真愛のとる振る舞いを見て、それぞれ胸が苦しくなる。歯車が回るトリガーって、実はいっぱいあるんです。作品の中で明確に ”そう” であったシーン。あそこだって、たった一つトリガーを引くか引かないかの差。それだけで繋げられたかもしれない。このシーンは明確に浩介の視点でしたが、真愛の視点でもそう語られるシーンが少しだけあります。両方の視点で語られるから、余計に苦しい。たった一つのことで、歯車は簡単に噛み合わなくなってしまう。それが本当に大事な歯車、でも。

 

「一番最初に伝えたかった」、これは第1志望の結果を伝える時間、これもそうだと思います。作品内の結末には直接関係ないとは思いますけど、僕はこのシーンが好きでした。「一番最初」に「伝える」、これの意味。だからこそあのシーンで、大事な人が弱ったときに、支えられる、意味のある大事な人になりたいなぁと、真愛が真愛で、それが等身大の飛鳥ちゃんだったからこそ、思わされました。

 

  気球を上げたとき、これも一つ。真愛の言葉を遮って浩介が言った「まだ好きで居続けたい」、痛いくらいわかります。でもこれが、「女は先に大人になり、男はそれに気づくことがない。」なんだろうなって。回ってる歯車を外したくないとき、男はトリガーを引かないというトリガーを引くんですよね。それもまた ”幼稚” なんだと、思います。

 

  どれもが誰しも後から分かる、繋げられなかった理由。全てにきっかけがあって、でも繋げられる結果はどこか一つだったかもしれない、そんな理由たち。それは分かってるのに、それができない、やれない。目の前にある繋げられたはずの世界と繋げられなかった世界。それでも幸せを願うのは、精一杯追いかけた証として、あの頃にしまい込むこと。そうできるように、なりたいですね。

 

「頑張れ」の意味

「頑張れ」って言葉、僕は人生であまり使ってきませんでした。人のサポートをしたり人の背中を押したりってことは、職にもしてきたし性格的にもよくやってきたんですが、この言葉はあまり使ってませんでした。いや、使ってはいたんです。でも、この言葉を、ほんとに大事なときに使う言葉にしたかったから、使わなかったってのが正しいかもしれません。

 

「頑張れ」ってどういう意味を持った言葉なんでしょうね。って言われたらイマイチピンとこないなーと思いませんか?正直僕はそう感じてました。頑張れの意味を持ってる色んな言葉の中で、一番なんでもなく使ってるのが頑張れかなって。当たり前なこと言ってますが、そのくらい意味を持ってるようで感じてない言葉なのかって感触です。

 

井上小百合ちゃんがモバメでこんなことを言ってました。モバメなんであえて原文からちょっと崩して書きますが、

「がんばろ」っていう言葉にするんじゃなくて、みんなが自然に「がんばれるよう」にできる人でありたい。

と。僕の推しもこの言葉を言葉にするタイプじゃないみたいです。これすごく分かるんですよね。この言葉を使わずに、頑張れを作れる手段ってたくさんあるんですよ。だから、誰かを支えるときに、どちらかを選べるんだとしたら、僕は「がんばれるよう」の方を選んでました。さゆが「がんばろ」に対して僕と同じように感じてるのか、だから「がんばれるよう」を選んでるのか、全く分かることはないんですが、気持ちは同じなのかもなって、共感したんです。

 

で、実はこれって「言う人側」の側面でしかないんです。じゃあ「言われる側」の側面での「頑張れ」ってどういう意味を持ってるんでしょう。

 

僕の中の感覚では、言う側と同じです。ボヤッと意味があるようで入ってないような、そんな感触です。なんですが、僕は言われるのは好きです。あまり性格が良いとは言えませんね。しんだ方が良いかもしれません。こんなときに頑張れと言ってもらえると心が救われますね。なーに言ってんだこいつ。さて、なんで僕が言われるのは好きなのかの前に、井上小百合ちゃんの話をします。

 

さゆはこんなことを言ったことがあります。

頑張れって言葉は心をえぐられるな。

言われるのが嫌だってことです。正直さゆがこう言うのは、不特定の大多数に言われるから、かなと思います。これが僕と明らかに違うとこです。僕がその立場だったら、少し言葉が悪いですが、無責任に次から次へと発砲してくる、くらいに思うかもしれません。もしさゆが僕と同じこの感覚だったら、頑張れの意味の捉え方も同じだと思います。

 

僕はこれを聞いたとき、あんまり深く考えず、そうなんだぁくらいに感じました。僕は言うのが好きじゃなくて、さゆは言われるのが好きじゃないなら、都合が良くて、その分色んなことでしてあげたいと思ったし、もしかしたら似てんのかなってちょっと思ったくらいです。

 

では、僕が言われるのは好きなのは。さゆとは違い僕が言われるときは、特定の誰かから、だからです。こんなことを考えるようになったのも、最近色々重なって特定の誰かからよく言ってもらえるようになりました。3期ちゃんのモバメもよく「がんばれー」とか「がんばろう」って書いてあります。そんなときに冒頭のさゆのモバメが来たんですよね。

 

この「頑張れ」って言葉、やっぱり意味は無いんです。でも、その分の気持ちを入れられる。多分、気持ちの入れものみたいな言葉なんだと思います。だから不特定の多数に言われるのは重たすぎるんです。だったら、今なら、僕の頑張れって言葉をさゆはキャッチしてくれるかもしれない。そうなんじゃないかなって思います。

 

僕はこの言葉、もともと大事なときには使ってたんです。多分これって、無意識にこの言葉が気持ちそのものだって、分かってたんだけど別の理由をつけてたんだなって気がします。だから、これからはすんなり使いたいなって、さゆにも届けたいなって思ってます。だから、さゆのモバメにある「がんばろ」と「がんばれるよう」って、どっちかにするんじゃなくて、どっちもやればいいじゃんって。どっちもやって、どっちもやれる人になるのが、一番良いなって思ってます。

さゆは不器用だから、どっちかって言うんですよねぇ。ほんとはどっちもちゃんとやってるのに。

 

最後に、「頑張ろう」という言葉、この言葉はもとから好きでした。とても良い言葉だと思います。「頑張る」って言葉、ちゃんとした意味としては『あることをなしとげようと、困難に耐えて努力する』らしいです。「頑張ろう」は自分に向けるものと誰かに向けるものがあります。自分に向けるものは「鼓舞」で、相手に向けるものは「共に」です。この「共に」。人って生きてれば、ほとんど何らか努力をしてるはずなんですよね。その前提があるから、お互いは必ずどこかで頑張ってる。だから、「共に頑張ろう」という言葉は響く、良い言葉だと思います。

ひとりはみんなのために みんなはひとりのために

乃木坂46 生駒里奈 卒業コンサート」@日本武道館

ライブビューイングにて観ることができました。券を譲って頂いた方、分かってはいた結果ですが、観れて本当に良かったです。本当に感謝です。このブログを読んでくれるかわかりませんが、この場を借りて、有難うございました!

 

そんなこんなで、今回も ”思ったことだけ” 、振り返っていきたいと思います。

 

ライブビューイングって難しいですよね。僕はやっぱり、その場の空気にかき立てられて声を出したいです。

 

0曲目

僕は「卒コン」に参加するのが実は初めてです。なので、できるだけ構えず、フラットな気持ちで入っていくことを心掛けてました。

僕はどのライブでもオープニング映像はすごくグッときちゃうタイプです。なので、ここでもう泣いてしまいました。overture始まる前に泣いちゃった人、他にもいますよね?

 

1曲目

僕は1曲目は、ぐるぐるカーテンを望んでました。最後の幕開けに、幕開けの曲を使って欲しかったからです。でも、考えられそうな選択肢ならすべて納得するだろうとは思ってました。そこに来た「1曲目」は乃木坂の詩。意表を突かれました。それは、この曲が「最後の曲」だからです。おもしろいですよね。曲調としては相応しいとは思いません。でも、「最後」を「最初」に持ってくることで、「終わりの始まり」を想わせてるのだとしたら。すごく凝ってるなと思うし、グッときます。

 

2曲目

この曲が裏のオープニングの意味合いだったと思います。曲終わりのあそこで、生駒にくっつく中田花奈ちゃんの笑顔が印象的でした。

 

3曲目

僕が乃木坂のライブに行くようになって、僕の中の ”ライブ感” に乃木坂で初めて追いついたのは生駒でした。それがこの日も見れて良かったです。僕はこの曲からオタクになったので、この曲にすごい思い入れがあります。センター生駒を見守る横の西野生田が好きなんですよね。

 

4曲目

上手く音程取れるようになったなって、成長を感じました。この後にも同じ見方をしますが、ソロをやるなら流れ的にここしか無かったと思います。この日のセトリは良く組まれたセトリだなって思いました。

 

5曲目

すごくライブ映えする曲でしたね。これまでの流れで3期曲が作られてたら、恐らく3期生というくくり自体が自然にフェードアウトしていく流れになっていそうだったなって思います。それを根っこから引き戻すような、そんな曲な感じがしました。衣装も可愛いし。

 

6曲目

ごめんなさい。初聴でした。2期生のコンセプトにそれを当て嵌めたいの、分かりますよ。でも、今その与えたいコンセプト、ある一定レベルであってジワジワ効果が出てくるの分かって欲しい。

 

7曲目

乃木坂のライブに関しては僕は「一番印象に残った曲」と「一番印象に残った子」を持ち帰ります。その前者は間違いなくこの曲です。

生駒のソロダンス、すごい良かったですよね。僕は乃木坂ちゃんたちのダンスアクト、好きですよ。生駒は踊ってる最中とにかく楽しそうでした。この後にやる曲は流れで想定ついてたので、良い意味であぁ好きかってやってんなぁ、って感じでした。ソロダンスの後、手をさしてパンパンパンパンって光が射すやつ、あれもめっちゃくちゃ好きなんですよ。で、イントロ。良い。この曲、僕は1番のAメロが一番好きです。うん、良い。サビのパフォーマンス、良い。そのままただただ圧巻でした。映像ではほとんど俯瞰では見れなかったですけど、それでも圧巻でした。間奏のソロダンスも良かったです。生駒の最高の想い出は僕らの最高の想い出にもなったと思います。それはこの日が最初で、この日が最後だったからかもしれませんけどね。

 

8曲目

正直この曲もこのセトリではここしかやる隙間が無かったと思います。センター白石を迎える隙間がここしか無かったです。

でもこの曲を観れて良かったです。観たかったので。僕はこの曲、2サビがホントに好きです。だからフルでやってくれたのはホントに嬉しいです。嬉しすぎて好きすぎてちょっと泣きました(笑)初披露だからとは思ってますけど、2Aが生駒なのもなんか良いですよね。

余談ですが、この曲、大園桃子が本当に楽しそうにするんですよ。この日も本当に、桃子今幸せだって顔してました。

 

9-11曲目

すみません。曲を全く知らなかったので。

北野日奈子が出てこれたの、ほんと良かったです。この日は「いる」ことが大事だったので。卒業式に出席することが大事だったので。

 

座談会・12曲目

まさかでしたね。椅子が並べられて、関係者が出てきたらめちゃくちゃ冷めてたと思います。

僕がこの日「一番印象に残った子」として持ち帰ったのは星野みなみです。みなみはこの座談会のタイミング、2人のことをすごく眺めていたと思います。心に焼き付けてるよう、みたいな。そんな時間を作ってるように感じました。そして、このタイミング以外はずっと心から楽しそうなのが印象的でした。

僕の中の生生星の関係性って、生駒とみなみは初めからこの日まで「隣同士」なんですね。生駒といくちゃんはお互いが「側にいるけど半歩後ろ」です。みなみといくちゃんは「並んでるけど生駒というつなぎ目がある」って感じです。

これは僕の主観ですけど、みなみも2人のことを同じ感じで見てて、2人の関係を自分の中で解釈しながら見てて、2人が話してるのを眺めていたんじゃないかなって。12曲目についても、僕はそれだけが印象的でした。

 

13曲目

この曲もずっとみなみを見てた気がします。「ずっと隣にいた人」がこの日ずっと隣にいるのがすごく楽しいんだろうな、とか。

みなみのダンスって、運動神経が良い人、のダンスをしてるんだろうなと思ってます。でもこの日のみなみのダンスはすごく心が通ってるなって思いました。7,8曲目からもそう感じてました。これは僕がすごくみなみをフィルターに通して見てたからかもしれませんけどね。

 

14-15曲目

13-14の曲のつなぎ、おおお!って感じでした(笑)3人とも出てるし月からの星だし。15曲目のチョイスも最高ですよね。月からの星からの静かな太陽に移る感じ。

あと、飛鳥と西野を表に出すタイミングもここしか無かったと思います。これも良く作り込まれてますよね。

 

16-20曲目

この5曲は、生駒が何とかして作ってきたライブの駒たち、って感じがします。いわゆる一個前の頃のライブ感というか。悲しみの忘れ方も、今思えば、生駒が作ってきた乃木坂ってここまでだったのかなって、思います。

 

21曲目

俺らの生駒への想いは、この曲にしまい込んで封をしなきゃいけないんだなって、そんな順番にこの曲がきたって感じがしました。

大サビ前の「僕に任せろ」。この曲はやっぱり「生駒の曲」なんですけど、このタイミングだけは3人一緒に切り開いてきた、三位一体って感じがして、ちょっと泣きそうになるくらい大好きです。

 

En1,2

ここも16-20曲目と同じ感覚だったと思います。卒コンとして作りすぎないライブを作る上で、生駒の曲を選ぶとしたらこれになるのかなって思います。

 

En3

ぐるぐるカーテンは「最初の曲」でもあるし「始まりの曲」でもあります。おもしろいですよね。1曲目と同じ形です。最後を最初にして、最初を最後にした。「始まったことが終わる」ことを意識させるのか、「ゴールはスタート地点」であることを意識させるのか。解釈は全く別ですがどちらも想えると思います。正直これも曲調としては最後に相応しいと思いません。だから、この日の「最初の曲」と「最後の曲」は、メッセージであると思って良いんじゃないかな〜って思います。

 

MC

今回のMCはみんな良くまとめて喋ってたなぁと思います。かなり頭に残ってます。他の卒コンもちゃんとそうであったかもしれないけど、話す番を貰えたメンバーが、ちゃんと伝えたい!というまとめ方をしてるなぁと思いました。それでは印象に残った子たちを。

 

松村沙友理ちゃん。この子にはこういう特別な場を与え続けてほしい。だって欲してるから。そうだなって分かるのは乃木坂では松村か北野しかいないと思ってます。「ボケた時に突っ込んでくれるのは生駒ちゃんだけ。それが無くなると思うと寂しい。」って、泣いてましたね。生駒に対して、特に年上メンは「お姉さん」として振り返る話が多かったです。ただ、松村沙友理生駒里奈への想いは「信頼」なんです。「仲間」か「友」か、どちらが適切かはわかりません。でも、この子の中ではずっとそうだったんだよな、と思えたことがすごく良かったです。

 

西野七瀬ちゃん。生駒がいたから成長できたこと、そしてギャグマンガ日和の話をしていました。この子もスタンスが違ったからです。この子は明確に「仲間」と「友達」としての話をしていました。生駒は初期からずっとなぁちゃんが推しメンだって言っていましたよね。僕が生駒だったら、西野七瀬から出たこの2つの話、本当に嬉しいだろうなって思います。

 

堀未央奈ちゃん。バレッタの頃の話です。これは何度も耳にしているやつです。ただ、未央奈もこう言葉にしました。「何度も伝えてるけど、言葉にしないと伝わらない。」。これは本当にその通りです。それほどの想いなんですよ。”人を救う” ってこういうことなんだろうなって思います。

 

生田絵梨花ちゃん。この子は本当に自分の感情に素直に生きてるなぁと思います。ある意味、最もアイドルに相応しいのかもしれないですね。生駒と生田の ”前後関係” 、特に生田が生駒に対するこの感覚って、多分本人にしかわからないものだと思います。だから、その関係が魅力的でした。

 

齋藤飛鳥ちゃん。この子は場を欲したりはしません。でも与えられた場は最大限に自分のものにします、そんな言葉を発します。「生駒ちゃんが戻って活動したいと思う乃木坂に出来なかったことが寂しい。」、最大の本音だと思います。これが言える飛鳥は強いです。でも、もし、僕がこの言葉を受け取った生駒だったら、ボロボロ涙を流しながらそう言った飛鳥に対して、飛鳥にそう言わせてしまったことをすごく悔やむだろうなと。だって、生駒は今の乃木坂が大好きです。大好きな乃木坂を大好きなままにするために、飛鳥にも目一杯寄り添っていたと思います。だから、そうじゃないんだけど、そうじゃないよと言うには言葉が安い。仕方ないんだけど、仕方なくない、苦しい。そんなことないんだよ...って悔やむだろうなぁ。

飛鳥のこの言葉って自責の念です。自分を振り返って、乃木坂を振り返った。生駒ちゃんが大好きだった乃木坂に対してどうだったか、私はどうだったか、と。その想いは生駒にも伝わってると思います。だって飛鳥 ”も” 乃木坂が大好きだから。だから生駒には、この日の飛鳥を見て、安心もしていてほしいな。

 

最後に生駒里奈。この子が乃木坂を大好きなこと、乃木坂のみんなを大好きなこと、乃木坂に入れて良かったこと、ずっと乃木坂のために頑張っていたこと、すべて、みんな分かっています。だって、この子は言葉にするので。それでも印象に残ってるのは、「自分のためには頑張れないから、これからも乃木坂のために頑張りたい。」という言葉。ひとりはみんなのために。グループを先導してきた子がそうだったから、乃木坂に惹かれたのかも知れません。

でもこのグループはそれだけじゃないんですよ。生駒はそれを拒否しようとしていました。正直自分勝手だと思いましたね。だって、「みんな」はそうじゃないから。結果的に卒コンは行われました。本当に良かったです。やっぱり卒コンて昇華をするには良い文化だと思います。そして、WEnの全員がバラを渡す時間。これがあって本当に良かった。ひとりあたりほんの数秒だったけど、みんながそれぞれの想いを体に表していたと思います。この時の玲香を見て、この日一番泣きました。玲香は敢えてコメントは避けたのかもしれませんね。みんなはひとりのために。本当に良いグループを、ひとりで引っ張ってきたと思います。最高の時間でした。

 

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めっちゃ長くなりました。結果的にすごく入り込みました。まあ分かってはいましたけどね。その分かってた、望んでいた通りになって良かったです。入り込んだ分忘れていましたが、今でも生駒里奈はごく一般からしたら乃木坂46というアイドルグループのアイコンです。そんな子がいなくなるのって、僕らが思う以上に、乃木坂46に対して大きなことになるんでしょうかね。でも大丈夫だと思います。彼女が大丈夫にしてきたはず。

 

生駒里奈、ありがとう。

離れていくほど薄れていく

最近、推しが卒業したときに、ぽっかり空いた心の穴を誰なら少しでも多く埋めてくれるか、ってことを考えます。

 

「卒業すること」って僕は普段あんまり言わないようにしてます。卒業することを”前提に”話しはじめ、伝え合うことって無駄だと思ってるからです。でも無闇に話さないだけで考えはします。だって”その時”はほぼ必ず来るし、その準備ってやっぱり自分の中であるに越したことはないんです。

 

僕は僕の推し、井上小百合が、今本当に本当に好きだし、今が楽しくて仕方ないし、可能な限り会って、見ていたいと思ってます。それでも僕は、「乃木坂46の」という枕詞を外せません。

 

おそらくこの言葉が外れたら、僕は今よりは少し心を遠ざけるだろうし、僕はまだまだ”乃木坂46が”好きだから他の心に近づいていく、そんな気がしてます。だから冒頭のようなことを考えたりします。

 

この言葉が外れたら必然的に心は離れていきます。直接会える時間が当然減るからです。直接会えるというシステム、ほんとに凄いですよね。心を近づけられる事って今の世ではほんとにたくさんあると思います。たくさん話すことも大事ですよね。でも、「会う」、より勝るものは無いと思ってます。

 

だから、会える機会が減ったら、こんなに好きだった彼女のことも少し遠くに置くんだろうなと思います。

 

人は、心が離れていくほどその人のことを薄めてみるようになります。勝手に薄まっていく、は自己都合。と言いたいとこですが記憶はそうなってくれない、半々という事にしときましょう。でも僕は、それが良いと思ってます。思うようにしてますという言葉の方が良いかもしれません。

 

風化って言葉がありますよね。僕はこの言葉のイメージのように思ってます。やっぱりマイナスに思いながら過ごす時間は少なくしたいなって思うんですよね。薄まらないように耐えようとすることって、やっぱり僕はマイナスに捉えるんです。だからどんなに溜まったプラスでも、気のないうちに減るのならまぁ良いかなと思うんです。

 

僕はそんな風に生きてきました。だから井上小百合という子に対しても、そうしようと思ってるしそうなると良いなと思ってます。

 

溜まったプラスって、減ることを意識的に感じていようがいまいがゼロにはなりません。その残ったプラスが、想い出ってものだと思ってます。

 

これは何度か言ってるかもしれないんですが、というか僕の人生観なんですけど、事実ってなくならないんです。これは想い出も一緒で、あの時ああしたっていう記憶は薄れていくけど、あの時楽しかったなぁという事実はなくならないです。

 

だから、いつか今のプラスがなくなっていく時が来ても、あの時もあの時も最高に楽しかったよなぁって、少しでもたくさんが残るように、今を過ごしています。

C3AFA overture メンバーキャッチコピー

おまけ。

答え合わせ的なやつです。

楽しめそうだな、と思う人だけ見ていってください。

よろしくお願いします。
 

秋元真夏
Everyone’s favorite『全人類の愛されキャラ』

everyone’s、今回2人に使われています。真夏にはこれを「万人」の意を込めたいと思います。favoriteは「お気に入り」、「みんなの」が頭に着くからする側じゃなくされる側、「気に入られる者」です。「万人」に合わせてもっと表層的なテーマに仕立てると【愛される】と【キャラクター】。それに合わせて「万人」をもっと誇張的にして【全人類】。彼女に似合ってると思います。

 

生田絵梨花
The greatest treasure『至宝』

treasure、「宝」と例えられたらそもそも【至宝】しか出てこないですよね。そもそもゼロベースからキャッチコピーを生み出すとしても、最初からこの言葉を思い浮かべると思います。頂点にして極限みたいな感じですね。

 

井上小百合
In love with squadron heroes『ヒーローに恋して』

唯一、In love with という始まりが固有的な表しじゃなくて良いなと思います。squadronは「戦隊」。だから「戦隊ヒーロー」なんですけど、井上小百合にとっての「戦隊ヒーロー」は「”ヒーロー”」だと思います。【恋して】が彼女の動機だとしたら、結びつけられるのは【ヒーロー】が良い。

追記。「戦隊」はわざと外してます。【恋して】は直訳の語感が良かったのと、「望む、願う」のニュアンスが淡く隠れてるのが良いなと思ったんですが、「戦隊」を外す意味を作るならストレートに「憧れて」でも良かったなぁと思いました。

 

衛藤美彩
Everyone’s superior『あなたの先輩』

美彩のeveryoneには、「彼女の前にいるみんな」としたいです。というのも、superiorはそのまま【先輩】なんですが、この【先輩】の中に「パートナー」の意を込めたかったんですよね。総じて【あなた】。でも【先輩】という日本語に若干固執して、見てくれが少し悪かったかもしれません。

 

齋藤飛鳥
Miracle『奇跡の少女』

一語で表されるのは格がつく証です。miracleは文字通り【奇跡】。miracleはそもそも「するもの(者)」の意味は込められていません。なのでそれを込める、なおかつ【奇跡】の大きなニュアンスが丸ごと被せられるような強くない言葉、しかも未完成感があるとなお良し、ということで【少女】をあえて付けたいと思います。奇跡と称されて遜色のない齋藤飛鳥は本当に奇跡だと思います。

 

斉藤優里
Sensitive to the fashion『流行の最先端ガール』

sensitiveは「敏感」。fashionは【流行】。優里に「するもの(者)」を付けるなら【ガール】が良かったので、それに合わせて【最先端】。本当は【流行の】ってあんまり格好良くなかったので外そうと思ったんですが、【最先端ガール】だけだとあまりに矛先がボンヤリするのでそのままに組み立てました。

 

桜井玲香
The captain『ザ・キャプテン』

本当は「代表者」とか「長」って言葉に置き換えようと思ったんですが、これはそのままが良いでしょう。和製英語って含みを持ったまま閉じ込められてるので。そもそも【キャプテン】という言葉は限られた人にしか与えられません。この言葉は、既に選ばれている、という重みがあります。

 

高山一実
Ringing laughter『笑顔を授ける者』

正直、高山が一番悩みました。ringが「響く」、そして文字通り「輪(環)」という意味。laughterは「笑い、笑い声」。「笑い声を響かせる」くらいが直訳ですね。ただ彼女には、その「状態を創り出す者」という意を与えたかったという想いがあって、まずlaughterはその意と状態の部分を組み込んで【笑顔】に。そしてringには、「創る」の意を組み込んでさらに、ことを以て遷移を示す言葉として【授ける】としてみました。おそらく一番原文から遠いですが、ringという単語に心動かされました。

 

中田花奈
Natural-bone idol-lover『天性のアイドル』

英語でのハイフンの扱いって簡単に言えば分かりやすく繋げることです。だから、idol-loverはそのまま読めば「アイドル好き」なんですけど、僕は「自身がアイドルであること」と、「それを愛する者」として組み立てられているとしたら中田花奈にはちゃんと前者の視点でいてほしいと思います。そんなちょっとの想いを込めました。

 

西野七瀬
The Ace『最強エース』

Ace。頭も大文字で他の何者でも無い威圧感を誇ってますね。上でも言ってますが、和製英語って含みで意味を持っているのが強い言葉です。そんな【エース】という言葉に強調感を持たせ併せる言葉は、少し安っぽい言葉のように見えますが、【最強】が最も王道だと思います。本当は「主人公」も良いかなと思いました。この言葉の含みが好きなんですが、違うなと、思ってやめました。

 

星野みなみ
Cute&Cute『可愛いの王者』

可愛い、めちゃくちゃ可愛い、とにかく可愛い、それはもう可愛い、最も可愛い、既にがんがんにそう言われてる気分です。「百獣の王」みたいな感じです。一番説明がいらないです。

 

堀未央奈
The great presence and aura『気高き存在感』

【存在感】と「オーラ」なんですよね。どちらも似たようなもの。言葉で言うとなんか「オーラ」の方が強そうです。でも「オーラ」って示せないけど、『存在感』はなんか示せるもののような気がしませんか?そんな言葉に「気品」と「孤高」の意を込めたくなりました。

 

松村沙友理
Beautifulness and ideality『美の最終形態』

原文自体はこれが一番悩ましかったです。beautifulとidea自体は良く使われるものですが、なかなか見ない形にして人を称してきました。接尾のnessは形容語を形作る役割。とすると、beautifulの象徴、となります。接尾のlityもnessと同様で、ideaにはたくさん意味があるんですが、idealityそのままで辞書を引いた「理想型」が一番しっくりくると思います。あとはbeautifulをどう当てるか。「可愛い」でも良いとは思いました。でも与えられた言葉がどちらも象徴させている、それを汲んで、目一杯大きい表現にしました。

 

若月佑美
The Artist『表現者

西野七瀬のエースと同様です。アーティスト。この言葉だけで色んな意味を含んでます。でも、同じくらいの意味を含める言葉があると思ってて、それがこれです。手段なんて問いてません。それを表せる人だけが与えられる言葉。日本語らしい堅さが固めててイイ言葉だなと思います。

 

白石麻衣生駒里奈橋本奈々未伊藤万理華はどんな英語で称されていたんでしょうね。

 

【追記】

 

スペイベの話

このブログはタイトルの通りです。文字にするのが趣味なのと、先人の言葉で書く気だったので書きます。

『いつかできるから今日できる』発売記念スペシャルイベント お茶会&似顔絵会ダブルヘッダーの話です。

 

僕はこれまで、3rdAのボウリング、18thのゲーム会と当たっています。そして、今回お茶会&似顔絵会に投げ、当選できました。

 

このイベントに投げた理由、それはほとんど昨年の年末に上げたブログのまんまです。「人と人」としての距離を埋めるようにしたいと思ってやってきた流れでは、これが ”今” 必要でした。そして、「似顔絵」が一番形として目に見えやすいなぁと。

 

そんなこんなでやってきた当日。整理番号は『5』でした。ゲーム会を経験していたのでその辺のシステムは多少知ってます。席次こう。これ以前と変わってるかもしれないですね。

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まずお茶会。お茶会はいくつか変わりました。まず時間が7分に。これは、5分だとどうしてもワンペアツーペアが限界で、それを考慮し変更しました!とのこと。一同拍手。そしてお茶は紙パックになりました。おーいお茶のやつ。

 

そんなこんなでメンバーを迎え、開始。ちゃんとお茶を突き合わせて乾杯しました。一瞬だったけど、今思えば良い想い出。「さゆストローさせる〜?」とか「さゆトランプきれる〜?」とか言ったと思います。このサユリストはほんとにもう!今回の優勝粗品(在庫処分)はビーサンでしたが、物が何であれ、実は端から勝つ気がなかったです。とにかく楽しい方が良いと思って「記憶する」ことにエネルギーを使わないつもりでした。結局、優勝は7ペア(←意味不明)、僕はノーペア(←雑魚)。あまりに圧勝だったんで、僕は地の利を活かし、さゆと雑談を始めました。いや、全体として楽しかったですよ。

 

続いて似顔絵会。メンバーが壇上に。左から秋元生田井上飛鳥白石高山西野松村若月。制限時間2分は変わらず。似顔絵会はほんとメンバー同士が楽しそうにやってるのが良いですね。飛鳥と白石を境にして2グループで楽しくやってる感じでした。あとみんな全然時間を守らない(笑)。飛鳥と松村がすんごい時間取ってました(笑)。僕の推しメン、井上小百合は絵が上手いってことを知ってました。ラフな絵なんですけどめちゃくちゃ特徴捉えてるんですよ。まぁその方がより嬉しいのは確かなんでお得だな〜とか思ってました。

 

僕の整理番号は『5』。オーラスです。先人のブログを読んでいたので一足でも早くステージに上がりました。

そそくさと着席し、僕が「おっす!」と声を掛けると、「おっ!」っと、来たなっ!という表情で見上げながら迎えてくれました。 着席し、また一言かけると「お前の顔書くのかよぉーー」と言いながら右上にアンパンマンを書き始めるさゆ。かわいいアンパンマン。まぁいいか、楽しそうだし、と思って、多分前半描いてるうちは対話できないと思ってたので、こっちが一方的に話すつもりで用意していた話をしました。井上小百合の目標の一つにかなり密接に”間接的に選ばれる”ことができること、のことです。これ反応が良かったですやっぱり。さゆのおバカオモシロも引き出せたのに世に出せないのが残念です。最後の方一緒にバカしてたのに「似顔絵」は出来上がってました。凄い。そしてバイキンマンを書き出すさゆ。

時折覗いてたんですが、持て余した僕は同じく持て余した左隣にいた真夏いくちゃんと交流していました。よくよく考えれば、この時点で真夏いくちゃんは終わってるから僕は2分近くオーバーしてそうです。

制限時間が来た時点でバイキンマンは完成してなく、一言的なのを貰ってたわけでもなく、そもそも名前すらありませんでしたね。「コメント書いてよ」といったら「↑あんぱん」「←ばいきん」を書き足してました。おい。どこかのタイミングで「B型っぽい」という落書きを書いてた様ですが気付きませんでした。最後に無事名前を入れてもらい終了。飛鳥のとこも大分残ってたので横目で大満足げな飛鳥をチラチラ見てましたが、やはり一番最後。僕が自席に戻る頃にはメンバーが起立して捌けるとこでした。

そして出来上がった絵がこちら。

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万理華や、いくちゃん飛鳥みたいに詳細じゃないのでフリ素じゃないです。大丈夫。でもやっぱり似てると思います。前4人の似顔絵も似てました。5人分並べて写真を取ったりしたんですが、そこで気付いたことが一つ。

僕だけ口を開けて笑ってる、んですね。友達に写真を見せたら同じように気付いてたみたいでこんなこと言ってくれました。

〇〇(本名)くんだけ口開いて笑ってるとことか見ると、やっぱ笑ったり笑わせられたりする印象が強いんだーってなる。

 井上小百合に対する僕のテーマはシンプルに「笑顔」です。何度か言ってるかなぁと思います。これが一番。人にこう言われたのも嬉しいですが、さゆが気まぐれでも何でもそういう印象とかボンヤリしたイメージを持っててそう描いてたとしたらすごい嬉しい、そう思いました。

 

既にここまで読み進めてくれた方は心にしまってくれると思うんですが、「本当に大好きな人が自分のことを想って残してくれたもの」ってそれだけで本当に幸せな気持ちになるんです。僕のポリシーの中に、「想い出は楽しかった事実を積み重ねる」ってのがあるんですが、この”物”だけは格別でした。 

 

ちなみに次の日は握手会でした。「昨日ぶり!」なんて言われてから始まり、僕の名前は半分忘れられてたんだけど、ふざけて言ってた本名の苗字は覚えてたりして、色紙に「2017」と書いてあったことを突っ込んだらすげぇ「やべぇ( ˙ㅿ˙ )」って言ってて。こういうのって僕のこれまでの”握手会の感覚”ではなくて、調子悪いなぁとか思ってたりしたけど、考え方変えようかなと思ったりしました。

 

やっぱりゆっくり話せるのがスペイベの最も良いところです。そこに魅力を感じなければ、スペイベの価値はほとんど無いかもしれない、握手会で十分なもしれません。僕はお喋りなので、相手のことをもっと探りたいと思うし、自分のことももっと知ってもらいたいと思って、話すタイプの方です。僕は彼女との時間を、まだまだ、もっともっと、欲しいです。

 


 

”タイトルの装い”

これもTwitterの延長線上です。

 

今回のお題は、「伊藤万理華の写真集」に与えたいタイトルは?ただ、言葉自体、は考えません。「ひらがな」「カタカナ」「漢字」、それぞれ単独、2種3種の組合せの中でどれを与えたいか。

 

かなり主観的で直感的な題です。

僕は今回、先に答えがあって帰納的に理屈を埋めてます。

 

「エトランゼ」、異国人というフランス語だそうです。これがあんまりしっくりこなかったのが初めです。”伊藤万理華に対するものとして” は安直だなと思いました。

 

僕の答えは「3種混合」です。つまり、ひらがな、カタカナ、漢字、全てを混ぜ合わせたタイトルを伊藤万理華には与えたい。

 

そもそも現状、混在している、というのは、それぞれが何らか相反していて、存在する意味があるからです。だからなくならない。それ相応の特質をもっているからです。

井上小百合は「ありがとう」を必ず「有難う」と記します。どちらがメジャーでしょう。でも、そう記します。こんな風に使い分けまでしてるわけです。

 

僕はその差をこう考えました。僕の思考のベースは基本的に二者比較です。

『ひらがなとカタカナ』

緩いかわいさと堅いかっこよさ


『ひらがなと漢字』

成長の差、こどもと大人


『カタカナと漢字』

外国と日本、外側と内側

まぁあまり詳しい知識は無いのでダラダラとは語れないんですが、根底は捉えてるんじゃないかと思います。

 

タイトル、色んなものに付きますよね。このブログにだって付いています。ただ、この3つの軸があったときにそれを最も「表現しやすいのが写真集」だなと思ったんです。そして伊藤万理華の写真集を知ったとき、それを如何様にも扱えそうだなと思ったのが伊藤万理華だったんです。

そんなこんなで僕は、その三位を混ぜ合わせたい、混ぜて不自然にならないのが伊藤万理華伊藤万理華ならそこに自ら意味を込ませられる、と、肉付けはこんな感じです。

 

そんなに長く書くつもりじゃなかったのに長くなっちゃったので少し蛇足を。

当たり前ですが、日本人が意識して使うのは漢字です。そして最も出現するのはひらがなです。また言葉を組み立てるとき、格助詞の「の」は多くの場合出現します。僕は「の」はとてもひらがな的で好きですね。なんで、「ひらがな」と「漢字」の2種の組合せが最も多いのは自然です。だから、「カタカナ」や「漢字」の単独で与えられたタイトルは特別意味を持たせられてる、そう思います。『転調』『潮騒』『パスポート』、、、

 

さて、今回の友達たちの答えはこちらです。主観的直感的な題なので載せるだけ、言及はしません。