C3AFA overture メンバーキャッチコピー

おまけ。

答え合わせ的なやつです。

楽しめそうだな、と思う人だけ見ていってください。

よろしくお願いします。
 

秋元真夏
Everyone’s favorite『全人類の愛されキャラ』

everyone’s、今回2人に使われています。真夏にはこれを「万人」の意を込めたいと思います。favoriteは「お気に入り」、「みんなの」が頭に着くからする側じゃなくされる側、「気に入られる者」です。「万人」に合わせてもっと表層的なテーマに仕立てると【愛される】と【キャラクター】。それに合わせて「万人」をもっと誇張的にして【全人類】。彼女に似合ってると思います。

 

生田絵梨花
The greatest treasure『至宝』

treasure、「宝」と例えられたらそもそも【至宝】しか出てこないですよね。そもそもゼロベースからキャッチコピーを生み出すとしても、最初からこの言葉を思い浮かべると思います。頂点にして極限みたいな感じですね。

 

井上小百合
In love with squadron heroes『ヒーローに恋して』

唯一、In love with という始まりが固有的な表しじゃなくて良いなと思います。squadronは「戦隊」。だから「戦隊ヒーロー」なんですけど、井上小百合にとっての「戦隊ヒーロー」は「”ヒーロー”」だと思います。【恋して】が彼女の動機だとしたら、結びつけられるのは【ヒーロー】が良い。

追記。「戦隊」はわざと外してます。【恋して】は直訳の語感が良かったのと、「望む、願う」のニュアンスが淡く隠れてるのが良いなと思ったんですが、「戦隊」を外す意味を作るならストレートに「憧れて」でも良かったなぁと思いました。

 

衛藤美彩
Everyone’s superior『あなたの先輩』

美彩のeveryoneには、「彼女の前にいるみんな」としたいです。というのも、superiorはそのまま【先輩】なんですが、この【先輩】の中に「パートナー」の意を込めたかったんですよね。総じて【あなた】。でも【先輩】という日本語に若干固執して、見てくれが少し悪かったかもしれません。

 

齋藤飛鳥
Miracle『奇跡の少女』

一語で表されるのは格がつく証です。miracleは文字通り【奇跡】。miracleはそもそも「するもの(者)」の意味は込められていません。なのでそれを込める、なおかつ【奇跡】の大きなニュアンスが丸ごと被せられるような強くない言葉、しかも未完成感があるとなお良し、ということで【少女】をあえて付けたいと思います。奇跡と称されて遜色のない齋藤飛鳥は本当に奇跡だと思います。

 

斉藤優里
Sensitive to the fashion『流行の最先端ガール』

sensitiveは「敏感」。fashionは【流行】。優里に「するもの(者)」を付けるなら【ガール】が良かったので、それに合わせて【最先端】。本当は【流行の】ってあんまり格好良くなかったので外そうと思ったんですが、【最先端ガール】だけだとあまりに矛先がボンヤリするのでそのままに組み立てました。

 

桜井玲香
The captain『ザ・キャプテン』

本当は「代表者」とか「長」って言葉に置き換えようと思ったんですが、これはそのままが良いでしょう。和製英語って含みを持ったまま閉じ込められてるので。そもそも【キャプテン】という言葉は限られた人にしか与えられません。この言葉は、既に選ばれている、という重みがあります。

 

高山一実
Ringing laughter『笑顔を授ける者』

正直、高山が一番悩みました。ringが「響く」、そして文字通り「輪(環)」という意味。laughterは「笑い、笑い声」。「笑い声を響かせる」くらいが直訳ですね。ただ彼女には、その「状態を創り出す者」という意を与えたかったという想いがあって、まずlaughterはその意と状態の部分を組み込んで【笑顔】に。そしてringには、「創る」の意を組み込んでさらに、ことを以て遷移を示す言葉として【授ける】としてみました。おそらく一番原文から遠いですが、ringという単語に心動かされました。

 

中田花奈
Natural-bone idol-lover『天性のアイドル』

英語でのハイフンの扱いって簡単に言えば分かりやすく繋げることです。だから、idol-loverはそのまま読めば「アイドル好き」なんですけど、僕は「自身がアイドルであること」と、「それを愛する者」として組み立てられているとしたら中田花奈にはちゃんと前者の視点でいてほしいと思います。そんなちょっとの想いを込めました。

 

西野七瀬
The Ace『最強エース』

Ace。頭も大文字で他の何者でも無い威圧感を誇ってますね。上でも言ってますが、和製英語って含みで意味を持っているのが強い言葉です。そんな【エース】という言葉に強調感を持たせ併せる言葉は、少し安っぽい言葉のように見えますが、【最強】が最も王道だと思います。本当は「主人公」も良いかなと思いました。この言葉の含みが好きなんですが、違うなと、思ってやめました。

 

星野みなみ
Cute&Cute『可愛いの王者』

可愛い、めちゃくちゃ可愛い、とにかく可愛い、それはもう可愛い、最も可愛い、既にがんがんにそう言われてる気分です。「百獣の王」みたいな感じです。一番説明がいらないです。

 

堀未央奈
The great presence and aura『気高き存在感』

【存在感】と「オーラ」なんですよね。どちらも似たようなもの。言葉で言うとなんか「オーラ」の方が強そうです。でも「オーラ」って示せないけど、『存在感』はなんか示せるもののような気がしませんか?そんな言葉に「気品」と「孤高」の意を込めたくなりました。

 

松村沙友理
Beautifulness and ideality『美の最終形態』

原文自体はこれが一番悩ましかったです。beautifulとidea自体は良く使われるものですが、なかなか見ない形にして人を称してきました。接尾のnessは形容語を形作る役割。とすると、beautifulの象徴、となります。接尾のlityもnessと同様で、ideaにはたくさん意味があるんですが、idealityそのままで辞書を引いた「理想型」が一番しっくりくると思います。あとはbeautifulをどう当てるか。「可愛い」でも良いとは思いました。でも与えられた言葉がどちらも象徴させている、それを汲んで、目一杯大きい表現にしました。

 

若月佑美
The Artist『表現者

西野七瀬のエースと同様です。アーティスト。この言葉だけで色んな意味を含んでます。でも、同じくらいの意味を含める言葉があると思ってて、それがこれです。手段なんて問いてません。それを表せる人だけが与えられる言葉。日本語らしい堅さが固めててイイ言葉だなと思います。

 

白石麻衣生駒里奈橋本奈々未伊藤万理華はどんな英語で称されていたんでしょうね。

 

【追記】