予定があると会うことができる

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  個別握手会の話をちょっとしたいと思います。僕が個握に行きだしたのは3年ちょっと前、2ndシングル「それぞれの椅子」の頃です。それから、シングル9枚アルバム3枚分、47会場に参加しました。僕の推しメンは井上小百合ちゃん。ちょくちょく他のメンバーに行ったりしてますが、さゆがいる会場で、さゆより多く取っているメンバーは一人もいません。さゆを最も多く取ったシングルは18thの156枚、これまでのブースイン回数は500回程になりました。

 

  さて、僕の推しメンの井上小百合ちゃん、ずっと抱えていた怪我の影響で次のシングルは活動お休みとなりました。僕の乃木坂への活動は個握が基本軸、そしてその中身も井上小百合が軸なので、それが1シングル分無いとなるとかなりキツいというか寂しいなぁとなります。

 

  僕にとっては、乃木坂に対して、というか今のアイドルの形態に対して、「会いに行ける」ということだけが最大の価値です。これがたとえ絶対的な推しメンに対してであっても、それは変わりません。次のシングルの期間、さゆは舞台に出演することが決まっていますね。卒業前後とかは関係なく、そうやって活動を見れることができれば良いと言える人もいます。僕はそれがまったくありません。もちろん見れないより見れるに越したことは無いんですが、それで満たされると言うことはありません。僕にとっては「会って、話して、時間や想いを交わせる」のが全てなんです。

 

  そして、ただ1シングル休みだなって確信に近い予想が立てられれば良いんですが、それもそうじゃない微妙な感じがあります。一つは個握免除の話。噂されている数字上はもう1,2シングルないと達しません。だから本来気にすることは無いと言えば無い。そしてもう一つは卒業という存在。もうこれは絶対に避けれない言葉、いつあったっておかしくないです。なんなら僕は「この子は思ってたより長くいた」と思うくらいです。このどちらも、確かに考えすぎといえばそうかもしれません。よく言われていることを並べてるだけな感じもあります。ただ、今回、次のシングルを休む理由が一過性のものじゃない、そこがすごく根本にあるんですよね。

 

  と、ここまで前提を詰め込むためになんか重ために話してきましたが、この先ゆるりと思ったことを思ったままに話していきます。

 

  23rdシングルの個別握手会、08/10がさゆが参加する最後の日程でした。その後にこのブログを書こうかなぁと思ってたんですよね。書こうかなぁというか書きたくなるだろうなぁと。その前の日程、07/28の個握でちょっとヤだな〜クるな〜と思ってたんですよ。特に5部とか、柄にもなく昔話しよっかな〜と思っちゃって。結局この時はいつも通りになってしなかったんですけどね(笑) だから、うわ〜ちょっとなんかな〜と思いつつあるときにこのお題箱が来ました。だから最後の日程はもっとクるだろうな〜と思って(笑)

 

  で、08/10の当日、さゆの券以外に2人の大好きな子の券を持ってたんです。でもそれですら正直いらねえなぁとかちょっと思っちゃいました。この日というか、この日の時間がちょっとなんか今までと違うなぁって感覚で。いや、これまでの毎回もちゃんと大事にしてましたよ。楽しくなかった日なんて無かったし、話すことが無いなんてことも無かったです。でもなんかこの日は ”そういう日” のリハーサルというか、なんかちょっと僕の中でそういうのがありました。なので、普段ではちょっとしないだろうような話をしたくなって、結局しました。自分の昔話と驕りになる話と恋人つなぎ(笑) 「プロサユリストで良いですか?」って聞いたら「アマチュアではないね」って言われたのはちょっと嬉しかったです(笑)

 

  4部、いつものようにレーン並んでたら、同じくらい券を取る仲良い奴が「どうしましょう、はっしーさんどうします?」とか話しかけてきて、あーやっぱり同じなんだなと思いました。ちょっと安心しちゃいました。

  5部、うっすらみんな同じ感覚を持ってる雰囲気がレーンにありました。あのレーンで言葉を交わす人たち同士がそれを共有してたのもあると思います。

  この5部は、隣のレーンの星野みなみちゃんは最後の個別握手会みたいでした。例の数字のあれで。みなみちゃんレーンですごい泣いてる人がいて、すごい苦しくてキツくなりました。気持ちが理解できるだろうから、どういう想いなんだろうなって考えたりしました。

 

  さてさて、お題に答えます。まず僕の推しメンは、”まだ” 免除ではありません。だから正しくは答えられませんが、僕は今のこの状態でも寂しい、寂しかったです。でも僕や他のサユリストの寂しさって、先があるのかわからない ”不安” の寂しさなんですよね。だから、本番である ”別れ” の寂しさは、本当にそうなってみないとわからないです。ずーっと個握に通ってる人にとっての個別握手会って「学校」みたいなもんなんですよ。”そこに行く” から、交われて、作られて、固まる時間があるんです。学校から卒業したりして出て行っても、永遠の別れではないし会うことはできる、でもそれだけの話じゃないんです、というのが僕の想いです。

 

  他のファンは、今更そんなことって思うかもしれません。でもこれって順番に来てるだけですよね。その順番が来て、僕や僕らは初めての感覚を知らされているだけなんです。そのタイミングがなんかすごく濃縮されて来た、そんな感じがしてるだけなんだと思います。

 

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  さゆは普段、各シングルの最後の日程なんて把握すらしてないです。それでもこんなのが来たのは、みんなが同じことを伝えたんだろうなと思います。僕が「寂しい」って伝えたら「寂しいの?」って返ってきました。さゆ自身はそう思う方ではないみたいなんですが、伝えると伝わる心を持ってる子です。だから、こういうのが来ると余計に詰まってしまいます。

 

  上でも話しましたが、本番の寂しさは、僕は経験したことがないので想像が全然できません。最後の日に、自分がどう振る舞えるかわかりませんし自信がありません。ただ、次に会う予定があるかどうかに不安になって、寂しかったし、寂しいし、最後の時は寂しくなるだろう、それは間違いないと思います。でも、どうしたらいいか、これは僕にはわかりません。考えるけどわかりません。どうしたらいいでしょうね。ここまで書いてきて余計にわからなくなったし、そもそもこのブログで何を伝えたいのかもわからなくなりました(笑)

 

  サユリストと呼んでいる井上小百合推しは、他のファンに比べたら仲が良い方だと思います。僕はそれをさゆに伝えたことはあるし、みんなもそれを伝えたことはあるかもしれません。伝えなくてもさゆはわかっていると思います。でも、なんかそれだけ、さゆに伝えたいなぁと、ただそれだけが残りました。