あの人のあの人になるために

このブログは人に読んでもらうためのものにならないかもしれません。自分のために自分の言葉を残します。

 

171223 個別握手会@夢メッセみやぎ。僕にとってこの日が「アイドル 井上小百合」を追ってきた一つの大事な通過点になりました。それは、、、と言うための初めの小話。

 

彼女は、ファンが自分を覚えてもらう、という点に関して、発言やリアクションが分かりにくいです。それは単に覚えられないのもあるし、意図的なのもあると思います。その意図には単に覚えるのが面倒くさいのもあるし、みんな平等にという想いやりもあると思います。どれがどのバランスかなんて図りようがないですが、僕はそう思っています。

 

ここから僕が今年通過してきた話です。

以前、彼女に辿り着いたきっかけのブログで「人間の良くないところ」を理由に書きました。これって背景は簡単です。相対的に敵が少ない方が良いからです。じゃあ敵って何かって、不特定多数の一人が「特定の一人」になるための敵です。

 

人の好みの人になりたいって、人として普通に生きてれば普通なことだと思います。当たり前に僕は彼女に対しても最初からそう思ってました。これも以前話しましたが、それでも「アイドルとファン」ではなく「人と人」を望んでいたので、”そういうこと”はしていません。誰もが思い付くことはそうですが、プレゼントも手紙も渡したことありません。実はブログにコメントもしたことがありません。行為の後に確認の行為を行わなければいけないのは不自然と捉えてるからです。

 

今年は握手会もたくさん行きました。段々覚えてくれたかな?って感覚は持てるようになってきてましたが確証はありませんでした。

彼女はループで同じ話やネタをしても覚えていないという感覚がありました。そりゃ次に来るまで多ければ30人と別の話をしているので当然と言えば当然です。当たり前にできている人もいるとは思います。でも僕はそんな感覚があったので意図してそれを避けてました。それが段々できるようになりました。これが楽しいのなんの。

話が逸れました。9月上旬に初めてスペイベに行き、そこから4週連続で握手会がありましたが、それでも確証は無かったです。確証をくれなかったので。

 

そこに舞台 夜曲の出演という話が降ってきました。それは演者にプレゼントが渡せる、という話になりました。幸運にも初日、彼女の誕生日の公演に当選しました。僕はその瞬間に、彼女に手紙を出す、と決めました。

 

その理由は一つです。「届かせるための手段がうてる」からです。そうなんです。その間にスペシャルイベントというものがあり、その参加資格がありました。

 

手紙は届いたことが”分かって”始めてのものだと思ってます。「不特定多数」に「公開される」ものは、この届いた確認というものは切り捨てている伝達手法です。Twitterやブログ、またブログへのコメントも合わせた今使えるウェブコンテンツは全てそうです。届いたか分からない伝達手段、僕は本当は好きじゃないです。人の言葉や想いって大事なことには大事に使いたいんです。

 

〜〜〜〜〜

俺 んで夜曲、プレゼント?渡せるらしくて、そん中にこっそりラブレター入れとくから、こっそり読んでね(笑)
小 うわ、マネージャーさんに抜いとくように言っとこ(笑)
俺 なんでよ!!、俺最近ブログ書くんだけど、これもこっそり読んどいていいよ
小 読まねぇわ(笑)
俺 さゆのお陰でいっぱい友達できたんだってブログ
小 おぉ
俺 だから手紙もいっぱい書くから、こっそり入れとくからこっそり読んでね
小 何のプレゼントくれんの?
俺 え、それ言ったらプレゼントじゃねぇじゃん
小 じゃないとどれがくれたものかわかんないじゃん
俺 えっと、、、お風呂に浮かぶやつ
小 あぁ、アヒルね(笑)
俺 そんなやつ
小 わかった(笑)じゃあアヒル見つけたらあ〜あいつかって思い出すわ(笑)

〜〜〜〜〜

迷ったけどそのままあげました(笑)ブログならいいでしょう(笑)手紙は特定の一人になるための手段です。スペイベはそのための手段になり、アヒルはその手段のための手段です。ただ正直プレゼントの中身まで言うつもりは無かったです。確かに名乗ったことも無いのにどうやって気付くんだよって、彼女に助けられました。

【追記】もちろん伝えたい事、伝えたい想いがたくさんあったから手紙を書きました。僕は思ってることを言葉にするのが得意な方だと思います。それが動機です。

 

夜曲千秋楽の終了後にモバメをくれましたね。終演後にお手紙を見ていたと。そのモバメの文面でほとんど確信できました。その理由は重ねられるんですけど、それでもやっぱり僕一人とは言い切れないです。けど、十分満足はしたのと、次の仙台での握手会にちょっと期待してもいいかなと思えてました。

 

そして迎えた171223 個別握手会@夢メッセみやぎ。上で書いたようにループしまくる気でいました。枚数まとめたのは1部朝一の2枚、回りきれなかった2部の7枚と3部の4枚、5部今年最後としての8枚。48枚で31回ブースに入りました。1部朝一の2枚、不自然ですねぇ。えぇ、でもダメでした。向こうからはやって来なかった。たまたま、次の部で7枚も余してしまったのでここに決めました。

 

俺 黒ひげ覚えてる?
小 あ、覚えてるよ〜!
俺 あんとき夜曲のプレゼントにこっそりラブレター入れとくって話したじゃん
小 あぁ、うん
俺 んでプレゼントにアヒルあげるって言ったのに、らじらーでアヒルほしいって言われたんだけど!!!
小 wwwww
小 ちゃんとみんなのやつ取って並べてるよwww 
俺 ムカついたからうんこめっちゃ入れといた
小 ほんとだよ!!めっちゃゴミみたいなのいっぱい入ってたわ!!!

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こんなのです。直接手紙のことも、言おうと思えば言えました。でもなんか止めました。これで十分だろうと思ったからです。手紙は手紙となって、僕は彼女の”あの人”になれたと思います。

 

この日の握手はとにかく楽しかったです。同じネタでループして、それに返してくれて。たくさん笑ってくれました。たくさん笑わせようともしてくれました。

 

僕が初めて訪れた握手会は2016年6月25日。一年と半年後のお話。こういうことって僕に限ったことではありません。誰かの先を行くことでもありません。でも、僕自身が”今”を想い出す材料にするために、残しておきたくなったんです。

 

僕は握手会で普通に真面目な話もします。もちろん言葉は選んで出しますけどね。そして、僕は今年何度か、彼女の言葉を引き出そうとトライしたことがあります。でも、全て不発でした。これが来年の小さな目標です。叶えたいな。でもやっぱり、笑って話してくれればそれでいいや。