きっかけ

決心のきっかけは 理屈ではなくて

いつだってこの胸の 衝動から始まる

 

僕はこの詞がすごく好きです。直感から行動することってすごく意思を使ってると思うんです。

 

僕の「きっかけ」、乃木坂46井上小百合に辿り着いた話をしたいと思います。

 

 

僕は今26歳、91年生まれです。この歳の著名人は前田敦子高橋みなみ板野友美、、、いわゆるAKB48の黄金世代です。それもあってAKBを知らないわけありませんでした。ただ、理由は述べませんがAKBが嫌いだったんです。そもそもアイドルに興味がない、どちらかと言えば毛嫌いもしてました。

 

乃木坂46も勿論知っていました。それは”AKB48を知っているから”です。知っていたのは生駒里奈制服のマネキン白石麻衣橋本奈々未おいでシャンプー、でした。制服のマネキンは「こんな特異なことしてんだ」くらいだし、正直橋本奈々未は好み、くらいです。

 

明確に乃木坂46に辿り着いたのは2015年の春、11thの終わり頃です。僕は大学院2年、就活ってものを行ってたりしたんですが、仲の良かった院1年の後輩がめちゃくちゃ飲みに誘ってくるんですよ。ほんと迷惑な奴なんですが僕は行っちゃうタイプなんです。飲みに行ったらそりゃカラオケにも行きます。その後輩、どうやら春休み中に乃木坂にハマってたようなんです。なんでMV付きの曲を流したりするんですよ。で、俺の推しメンはこれとか、○○(僕の名前)さんはどれっすか?とか言ってきて公式のメンバー一覧で選んだりするんです。まぁ有りがちの楽しいやつですね。ちなみに第一感では生田絵梨花を選びました。その後も○○さんはいくちゃんだからーとか言われてましたがまだまだその気は全然無く、ちゃんと就活をしてました。

 

就活がちょっと落ち着きつつあった5月下旬、就活中とはいえ研究室にはしっかり行ってました。そんな時に、かの後輩は研究室の自分のPCフルモニターで乃木中を見てるんです。ほーんとアホ。僕の起源になったアホです。○○さん、これヤバいっすよ!!!ってすごい言ってくるので見たのは衛藤美彩の一人飲み企画。これがヤバかった。なんでですかね。衛藤美彩が好きになったわけではないんです。アイドルがテレビの企画でお酒飲むんだ、とは思いましたがそれも答えでもないです。直感的に、これまでアイドルを毛嫌いしてた気持ちも覆すほどに、好きになりました。その後の就活帰りの電車はめちゃくちゃ乃木坂46を調べてました。(ちなみに就活はその1週後に内定を貰い終えました。)

これが、僕が乃木坂46に辿り着いた瞬間です。

 

その後の6,7月は少しサボってました。無論、乃木どこマラソンをしていたからです。ただ、僕が少し人と違ったのは、後ろから遡っていたこと。11thから遡るとメインは勿論西野七瀬です。それはもう西野七瀬が好きになりました。余談ですが、僕の持論に”乃木坂46が好き”な男は至極西野七瀬を通ると思ってます。その時期に西野七瀬にフォーカスしてると浮かび上がってくる人物、秋元真夏も気になるメンバーになりました。でもこの世界で足を進めるには、やはり「一人に定めたい」って思うものです。ましては人と一緒に始めた乃木坂46。「推しメン」という言葉で十分楽しめるんです。そこで人間の良くないところが出てきます。「ちょっと人気がありすぎない子がいいなぁ」なんて。でもこの時期から遡って、井上小百合に出会えるわけありませんでした。乃木どこマラソンを終えた結論は秋元真夏でした。

 

その後はNOGIBINGOと46showなど単発映像媒体を見ました。この辺は各メンバーをそれぞれ見つけてる感じでしたね。これも少し人と違うと思うんですが、その後に手を付けたのが乃木ののだったんです。そしてこれも違うどころじゃないと思うんですが、僕が井上小百合に出会ったのは乃木ののです。乃木のの#25(衛藤井上飛鳥)と#29(衛藤井上永島)の回です。特に#29は今聞いても楽しいです。今でもこの25と29という数字は覚えてます。ありがちですが井上小百合はおっとりした子だと思ってました。声フェチの僕にドンピシャな声であることも認識していました。ただ正直顔は嫌いでもないけど好きでもないみたいな。でもこの子、ラジオなのになんかめっちゃ口悪いんですよ。おっとりしてて声のかわいい子が、なんかめっちゃ口悪いんですよ。ビックリしたというか気になっちゃって気になっちゃって。まだこんな子がいたんだってのもありましたけど、これも分からないです。表情も分からなければ、そもそもこの子を殆ど理解してない。かなり直感的だったと思います。

 

で、たまたま運が良いことか、はたまた巡り合わせか、映像媒体からなめてたはずだったのにのぎ天の存在を知らなかったんです。もうお分かりかと思いますが、のぎ天を見てるうちに推しメンになりました。もちろん人間の良くないところもちょっとはありました。でも直感で気になった子を一番好きにならない訳がない、そんな感じだった気がします。

これが、僕が井上小百合に辿り着いた瞬間です。

 

 

アイドルファンにとっての「行動」は「握手会」だと思います。ただ僕が「行動」をするのには少し時間がかかりました。それはまたいつか。