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昨夜、19枚目シングルの選抜発表がありました。

私の推し井上小百合さんは念願の初福神入りとなりました。おめでとう。本当に嬉しいです。

彼女はずっと、僕たちに見えるように目標を示してくれます。そのうちの一つが”福神入り”です。折れかけたこともありましたが、こうして辿りついた事実が紛れもないものです。

目標という言葉。至極一般的なものですが、問題解決というフィールドの中に出てくる言葉です。よく言われるのが、「大きな目標のために、小さな目標を積み重ねる」ってやつですね。彼女を好きな僕たちは、彼女がまさしくこれを行っていると見ていると思います。時には尊敬という言葉を使う人もいるくらいです。彼女の最も大きな目標は、「人を笑顔にしたい」ですよね。これは全くぶれていないんじゃないかな。

ちなみに僕は大きな目標をたてることができません。これまでの人生でしてきてもいません。僕は正反対で、最大限の小さな目標だけを叶え繋げていって今の道を作ってきたタイプです。土俵が違うので比較もできませんし、どちらが正しいかもわからないので尊敬という言葉も使いません。でも彼女のことをシンプルに凄いと思っています。

「自分にないものに惹かれる」。僕はこれではないです。
「自分にあるものに共感する」。実はこれでもないです。
僕が彼女に惹かれたのは「弱いのに、強いところ」です。

ある方が「叶える力」に惹かれたと言っていました。凄くしっくりきましたね。弱い/強いって「力」の評価軸だなって。あるもの/ないものじゃなくてそれを生み出す原動力の様なんだと思います。そして僕はそれが強いも弱いも共存している彼女が好きなんです。どちらかを覆い被せるための両者じゃなくて、どちらも確実にいる彼女に惹かれているんです。

なんだかよく分かんなくなってきました。最近はあまり推しについての文章を書かなくなっていたせいかもしれません。

僕は小さな目標は、言ってくれても言われなくてもいいと思ってます。でも彼女は言って進んできました。推しの望みは望みになるし、推しの願いは願いになります。成し得ず終わるより、成し得て終わる方が望む姿です。それを知りたい。成し得る彼女だと思ってるからこそ、やっぱりちょっと聞きたいですね。

2016年を表題曲で振り返る

 今日は2016年12月31日、2016年最後の日です。私個人的には昨年より乃木坂46のファンになりましたが、この1年で乃木坂46に対する環境が加速していった年で、一喜一憂全てを含め非常に楽しませてもらいました。

 

 さて本題ですが、今年発売された4枚、「ハルジオンが咲く頃」「それぞれの椅子」「裸足でsummer」「サヨナラの意味」それぞれ表題およびリード曲を振り返ることで、2016年を振り返っていければなと思います。

 

 とは言いつつも、本当はそれぞれ発売毎にやりたかったところを出来ていなかったため、それぞれ簡単でも吐き出して今年を納めたいなというところの本心であります。ご興味ある方だけお付き合いください。

 

「ハルジオンが咲く頃」

 1曲目は「ハルジオンが咲く頃」。結果的に「1枚目の卒業センター曲」となってしまいました。センターは深川麻衣

 

 最年長とはいえ、卒業センターなるものの1人目が深川になるとは思っていなかった方は多いかと思います。そんな私達を元気付けるようなアップテンポな曲、また彼女に寄り添った歌詞が印象的な楽曲になりました。

 

 この曲の歌詞にはネガティブなワードがほぼ使われていません(過去記事に記述)。それ程にポジティブな楽曲。人が曲を評価するときは様々な因子の積み上げだと思ってますが、エコパの卒コンを境として前・当日・後で、それぞれ別の想いが乗って別の曲として存在するんだろう、それほどのパワーを持った曲だと思います。

 

 以前の記事で、私はこの楽曲に対してこのような事を述べました。

 この曲が目を見張る最も素晴らしいところはやはりここです。

やっと言える 大好きだよ

 この楽曲が、暗に”深川麻衣”に沿って作られていることはファンならわかります。すなわち、運営など上部の人たちの想いが乗ってます。ただ、ここの歌詞だけはそれだけでない。上部の人たちが想いを投げ、その想いをパフォーマンスする彼女たちが、ファンではなく”彼女”に対し乗せる。それも超どストレートに。そんな想いの連鎖が秘められ、彼女たちに与えることを許す、素晴らしい歌詞です。それほどまでに暖かい曲ありますか?

  この内容に関しては、時間がたった今でも間違っていないと思っています。

 

「それぞれの椅子」

 2曲目は2ndアルバム「それぞれの椅子」のリード曲「きっかけ」。14th選抜楽曲ですが、深川が抜け、センターは布陣通りの西野・白石のWセンターです。

 

 「それぞれの椅子」のパッケージ・衣装などプロモーションイメージは『青と赤』でした。混ぜ合わせると『紫』になるだとか、『透明な色』(何にも染まっていない)から『青と赤』に染まった、など色んな捉え方がありましたね。アルバムタイトルの「それぞれの椅子」からもそのようなメッセージが詰まっていると思われます。

 ただこの『赤と青』には更なる意味合いも含んでいるんですよね。それが歌詞中にも「信号」という単語です。

 背中を押す”きっかけ”なる促進力と一歩を踏み出せない停滞感、これを「青と赤で”進め”と”止まれ”を明確に示すモノである信号機」によって詞に表しています。これが還元された『青と赤』だとすると、「進むことと止まること、その象徴」といった意味が含まれていると私は考えています。偉そうに述べてますが、歌詞を見れば一目瞭然だよって方もいらっしゃいそうですね(笑)

 

  個人的なことを申しますと、私は乃木坂以外も音楽は聴きますが、1年で最も聴いた曲だと思います。私どうも啓発的なメッセージの強い曲が好きな様です。この曲の私の好きな詞はここです。

「流されてしまうこと抵抗しながら 生きるとは選択肢 たったひとつを選ぶこと」

「決心のきっかけは時間切れじゃなくて 考えたその上で未来を信じること」

 どちらも、自分の意志で選択を下すことの意義をうたっていると思っています。自分の意思が乗ってない選択って必ず後に後悔します。反省はしても後悔はしない様に。これが私の座右の銘です。

 

【追記】皆さん、この曲を初めて聴いた時どう感じましたか? 私は、 ”乃木坂らしい素晴らしい曲” 、だと感じました。乃木坂のファンであれば、多くの方がそう感じただろうと言い切れます。2016年の紅白披露曲として熱望された方も少なくないはず。

 後にも書いてありますが、この楽曲の作曲は杉山勝彦さん。”乃木坂らしさ” の最たる楽曲となり、紅白初出場披露曲ともなった「君の名は希望」を作曲された、秋元康先生も一目を置いている作曲家です。初聴でそう感じる楽曲ってただ事では無いと思います。杉山さんと結んだことも踏まえ、この楽曲が勝負曲であることは間違いありません。

 では何故、アルバムのリード曲に本気の勝負をかけたのか。「アルバムのリード曲」である以上、それ相応は理解できます。では、シングル3枚のビジョンが、ある程度はじめから2016年の結果を想定されていたとしたら。この2ndアルバムの1枚でしか本当の意味での勝負をかけられそうになかったとしたら。紅白選曲基準になり難いとしても、この楽曲に出会えたことが本当に有難く思えます。 

 

「裸足でsummer」

 3曲目は「裸足でsummer」。センターは齋藤飛鳥。輝かしい初センターになりました。

 

 この楽曲の価値は「齋藤飛鳥の存在」によって高まったことは乃木坂ファンの中では間違いないことだと思います。

 この曲のワンフレーズ目、

「いつもの夏と違うんだ 誰も気付いていないけど

 日差しの強さだとか 花の色の鮮やかさとか…」

ストレートに夏という単語だけでなく、日差し・花という色味の強い単語、冒頭から陽のイメージを全面に出しています。

 反面、センターの飛鳥のイメージは陰陽で言えば陰でしょう。飛鳥の良さは「飾らない姿」。若くしてクレバーなので言葉や振る舞いは選択されてのものでしょうが、それでも飾らない姿の中に子供のような明るさがあるから支持されている様に思います。一番先頭に立ったこの夏の期間、飛鳥の「ベースの陰・垣間見える陽」が楽曲の陽の面に対するギャップをどのくらい埋めたと受け取ったかが、この楽曲の価値になったと思うのです。

 

 この曲の価値は、なんだかんだ言われていた「HEY!」で完成されたようにも思います。ライブの感情が楽曲の価値に結びつくという点で、一体感のあるコールは最たるものになりますよね。公式コールが無かった場合を考えたら、やっぱりあったことで完成したなと思います。

 

 この曲の私の好きな詞はここです。

「自分の気持ちは隠したまま そう君といると素直になれる」

 2サビのこの詞の部分だけ、本当に勝手にですけど「あ、飛鳥だな」って思うんですよね。

 

「サヨナラの意味」

 4曲目は「サヨナラの意味」。センターは橋本奈々未、後に卒業を発表しました。2016年、2度目の紅白歌合戦披露曲になりました。

   

 正直、この曲に関しては言葉にしたいことが沢山あり過ぎます。ですが、今回は ”曲” に関することだけ…。

 

 この曲は「さよなら」をカタカナで表記することでも示すように、『別れ』にだけスポットを当てるように、そう作られているように思います。つまり、他の要素を隠して作られているわけです。この詞中に色味のある単語はほぼ出てきません。ほぼモノクロ色調の単語・文体で作られています。それほど平面的に作られているように感じます。
(唯一出現するのが、大サビ前の「見つめ合った瞳が 星空になる」の部分の「瞳・星空」だけ。この部分に関しては、詞としての盛り上がりのための使われかと考えています。)

 

 そんな中で、隠れているもう1つの重要なテーマは『出会い』。詞中にも単語としてちゃんと出てきてはいます。これに気付かれてない人は本当に気付いて欲しい。曲の印象は大きく変わると思います。出会うから別れがある。だから別れに強くなくちゃ出会いに好意的になれないよ。そんなメッセージが込められています。
(イントロが長くアウトロが短いところも、『出会いと別れ』のロジックなのかな~と思ったりもします。)

「もう一度君を抱きしめて」「僕たちは抱き合ってた 腕を離してもっと強くなる」

 抱きしめ合えることが ”出会えたこと” の象徴、腕を離すことが ”別れること” ですね。

 「もう一度君を抱きしめて」の後には、この楽曲の中で唯一格調の違う言葉が続きます。それが『愛』。

「守りたかった 愛に変わるもの」 

  初めて聴いた時は、何故この流れで『愛』という重みのある単語が出てくるんだろう。「愛に変わるもの」とはなんだろう、とずっと考えていた気がします。

 愛情は注ぐ相手が必ず必要となりますよね(ハルジオンのときも同じ論議がありました)。誰かとの『出会い』があって初めて『愛』が始まるわけです。そこで「愛に ”変わるもの” 」と続きます。つまり、『愛』よりもまず『出会えたこと』を守りたい、大事にして欲しい、「愛にも変えられるもの」は『出会い』なんだよ、と。『愛』という格調高い重いテーマと比較することで『出会い』を強調しているのです。それ程のテーマを裏に隠し持っているわけです。

 

 大サビでは、上記の2フレーズの間に次の詞が挿れられています。私はこの詞が本当に本当に大好きです。

「本当の気持ち問いかけた 失いたくない」

 ここまでの歌詞の展開は、「受け入れつつも、前に、前に進もう」となっているように感じます。もう一度君を抱きしめて、出会えたことを身に感じながら、最後の最後に溜めていた言葉を真っ直ぐ、ただ真っ直ぐに放つ、その情景を想像したらグッと気持ちが高まらずにはいられないです。別れたくない、出会えたことを終わりにしたくな、誰しもが心の奥底では絶対に思っていることなのだけれど、言うに言えないまま前に進むための言葉に被せて隠している、そんな言葉なのです。そんなの、、、最後の最後に伝えられても、、、。

 この手段はハルジオンが咲く頃のものと同様だと思っています。”彼女たち” が ”彼女” に伝えられることが、この上なく素晴らしく暖かい。(だからこそテレビ尺でカットされるのは本当に残念でした…。)

 

最後に

 今年のカップリングの中では「急斜面」「光合成希望」「行くあてのない僕たち」「君に贈る花がない」が好きですかね。特に光合成希望について、下のツイートは個人的に面白いかなと思えたものです。

 

 それでも今年は、「きっかけ」「サヨナラの意味」が個人的上位2曲が確固たるものになりました。全楽曲含めてもそうなるかもしれません。この2つの楽曲、作曲は杉山勝彦さん。Twitterでも何度か呟いていますが、私の思う、この方が作られる曲の良さは『飽きない』ことだと思っています。この方の作曲楽曲ですと「私のために 誰かのために」も大好きです。全然飽きません。

 

 最後に、乃木坂46には楽曲も含め非常に元気づけられた1年でした。来年も、乃木坂46およびそれぞれのメンバーが、悲しいこと辛いことも楽しさ喜びに変えることができて、それぞれの行路を真っ直ぐ進んでいけることを願っています。そこに力添えなどとは言いません、加わらせて貰えたらなと思っています。

 

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君に贈る花がない

 16枚目シングル「サヨナラの意味」のType-Dに収録されるカップリング曲「君に贈る花がない」

 歌唱メンバーは、北野日奈子寺田蘭世中田花奈中元日芽香堀未央奈の5人。サンクエトワールによる2曲目の楽曲となります。

 

 私個人として、この5人それぞれが好きだ、というわけではありません。ただ、「サンクエトワール」というユニットに強い想い入れを持っています。やはり同じ背景を持ったユニットは良い、その背景が同学年や友情ではない熱いもの、というのが堪らなく心揺さぶられます。

 

 「君に贈る花がない」、初聴に印象に残ったのは「もうここには その花は咲いてない」という歌詞。『ない』という否定語は日本語の中でも受け手に非常に強いインパクトを与えます。
 タイトルの『ない』も同様です。ただ更にこれを念押ししているのが『が』という助詞。『は』との使い分けとして多少のニュアンスの違いはあるようですが、個人的に「濁音によるインパクト」をもたらそうとしているように感じます。

 

 この曲、もちろん初オンエアの時から好きになりました。曲調についても、前回の曲と異なりながらも、サンエトらしい音が残っている、と捉えています。ただそれ以上に今回も、サンエトにパワーを与え、それを乗せた曲なんだろうなと思いました。

 

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 フル配信がスタートし、歌詞も起こしてみました。が、歌詞を眺めて追っても、まだイマイチ腹落ちしません。他の方の意見も聞いてみたい…。ピンときたら追記しようかと思います。

 

深川麻衣卒業

 どうしても記したい内容なのですが、Twitterに書くようなことでは無いと思ったので、こちらに記してみます。

 

深川麻衣という個性

 私が思う、深川麻衣の個性はこれです。

「人を表面でしか見れない」

 おそらく、過去2回の乃木坂46時間TVを見れば、同じ考えを持っている方もいらっしゃるかもしれません。

 この表現が最もストレートです。ただ、あまり快く捉えられる表現では無いかもしれません。

 

 長所と短所は表裏一体。言い方を変えるとこうでしょう。

「相手を、見たその表面で100%感受できる」

 「表面”で”」と表現したのは、誇張かもしれませんが「裏面は0%」という意図です。

 

 ではこの個性によって、なぜ愛されるのか。

 

 ひとつは、「裏面が見れないから、自身の行動も裏を含まない表の側面のみになる」から。

 裏を勘ぐってないから、裏を勘ぐってるように見えない、ってとこでしょう。だからこそ、身も委ねられる部分もあるのだと思います。

 

 もうひとつは、憶測の範囲になってしまいますが、「表面を見抜く力が高い」から。

 人は、悩みや落ち込みは、深層心理で隠そうとしてしまいます。それを癒やすための、カバンのチョコ、なのかもしれません。また、46時間TVでの『乃木坂のうたといえば』の『ぐるぐるカーテン』は、他メンは紅白曲だからとか、ライブの最後でやるから、とありましたが、実は真相を捉えてるのかもしれません。 

 

深川麻衣という存在

 話題を「存在感」に転換します。

 

 私が思うに、乃木坂46が失って対外的に痛手になるメンバーは、上位3人として、白石・生駒・西野、と考えます。

 彼女らは、乃木坂46の”柱”です。外から崩れるわけです。

 

 反対に、内的に痛手になるメンバーは、橋本・高山、次いで深川と考えます。

 彼女らは、乃木坂46の”土台”です。中から崩れるわけです。

 (深川を本文章のテーマとしながら、私の主観では、橋本・高山と深川の間には差があると思っています。アンダーでの永島もここかもしれません。)

 

 この差は、個性(長所)が対外的であるか、対内的であるかの差と考えています。

 対外的な個性は、「一目でわかる」、対内的な個性は、「一緒にいるほどわかる」。

 今回の、深川卒業に対するプロモーションに疑問を持つ人や、半分、内に突っ込んでるヲタクがそれ以上に盛り上がるのは、これに引っかかるからかもしれません。

 

深川麻衣という人間

 深川は、昨年の全国ツアーの「乃木坂らしさ」で、この歌詞を挙げています。

 もしもやり直せるならどこまで巻き戻そうか 君と初めて出会った日それとも好きになった日

  私は、彼女がこの歌詞を挙げたことだけ、腑に落ちません。

 もしかしたら、ただ表面的に好きなだけなのかもしれない。

 もしかしたら、私が表面的な行動を取る彼女を、表面的にしか捉えられていないのかもしれない。

 胸に秘めていたものは、単純なものかもしれない。複雑に大きなものかもしれない。

 それでも、飾らない唯一無二の「乃木坂46深川麻衣」が私は大好きです。

 

 

 

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乃木坂46 楽曲参加データ(14th発売時点)

 14th発売時点で計95楽曲(94種+指望遠鏡アニメver)生まれています。二番煎じではありますが、気になったため軽いデータを取ってみましたので、共有して頂けたらいいかなと思います。

参加楽曲数

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 95楽曲中半数以上に参加しているメンバーは6名。
 
 トップは西野。ソロ曲4つというのが他と差をつけている要因です。
 2番手は白石。ソロ曲こそありませんが、少人数ユニットへの参加が圧倒的です。
 続いて、桜井・高山・橋本・松村。桜井は、少人数ユニットの参加は多くないものの、他の星からメンバー等の中人数ユニットへの参加が目立ちます。後3者は少人数ユニットへの参加が目立ちます。

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人数比楽曲参加数

 何時か何方かが行われていたのを見て、アイデアをお借りしました参考にさせてもらいました模倣させてもらいましたm(__)m

 楽曲の参加人数に対し、相対的な楽曲参加数を算出します。すなわち、ソロ曲なら1曲の参加、5人ユニットなら0.2曲の参加となります。

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 各発売期に在籍していたメンバー数の平均は36.73人であるため、平均値は2.59曲となります。

 トップは西野の7.58曲。ソロ曲4つの影響もあり断トツです。
 2番手は白石。少人数ユニット参加が8曲と断トツなことが以下と差をつけています。

 

小言

 皆さんもご存知の通り、これほどの存在感に反して白石にはソロ曲がありません。対して少人数ユニット参加画断トツ。本人がそれを望んでいる節があるのが影響しているのかどうか。
 そこで気になるのが、14th収録曲。「急斜面」という楽曲は白石ソロ想定の楽曲だったように思えますね。実際、音源を聞くと色濃い気が皆さんもされてると思うので、後出し感がたっぷりなので小言です(笑)。
 「遙かなるブータン」「憂鬱と風船ガム」のメンバーは、橋本・松村を除いて表題曲「ハルジオンが咲く頃」の”歌唱順のシンメ”で6人ずつに分かれています。西野ソロの存在も、「西野・白石でそれぞれソロ」であったとしたら合点がいく気がします。

小小言

 これから述べることは妄想です。根拠も何もありません。
 私は13thアンダー曲の「嫉妬の権利」が大好きです。この曲、実は固定化された選抜へのアンチテーゼの意も含まれてるんじゃないかと考えます。恋愛の曲ですが、詞も通じるとこがある気もしないでもない。そこで14thの「不等号」。曲名では同様の気はさせます。ただ公開されてる部分の詞はただの恋愛曲でした。んー、考えすぎですかね。。。

ハルジオンが咲く頃

 昨日、14thシングル「ハルジオンが咲く頃」の初披露、またフルサイズがオンエアされました。深川麻衣、最初で最後のセンター、バラードではなくアップテンポの明るい春らしい曲調の楽曲です。


 私は、以前楽曲に関してこんな予測をしていました。


 

◆雑草の中に咲く花
『いつもそばで微笑んでた 日向のような存在』
『花の名前なんてそんなにしらないよ だけど君のことはずっと覚えている』
◆耐性が強く粘り強い
『つらい時も変わらぬまま 君は君の姿勢で 運命受け入れてた 地に根を張る強さで』
と、”ハルジオン”という花に沿った歌詞が非常に多く散りばめられています。
 
 更にそれ以上に、”深川麻衣”という人物を”ハルジオン”という言葉に照らし、多く表現されています。彼女の卒業と、花言葉の「追走の愛」を結び表現されています。
『まるで母親みたいに 近くにいる気配に安心した』
『君も季節が過ぎれば いなくなるとわかってる』
 
 この曲に軟らかい表情を感じるのは、否定的な単語(ネガティブワード)が少ないからと思います。はっきりとしたネガティブワードは、「怒り、悲しみ、憂鬱、枯れる」のみです。これらは、彼女を表現する際に使われただけです。
『悲しみや怒り 憂鬱なことはないの?』
『ハルジオンが枯れたとしても ... 愛は与えるものと 君を見てて思った』

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 深川のセンター抜擢から予想はされていたものの、これまでに反映された詞になるとは驚きでした。ある程度彼女やグループを知らないと100%伝わりづらいことはわかります。ただ、色んな部分があっても想いを詰めたこの楽曲は、私は素晴らしいと思います。

 この曲が目を見張る最も素晴らしいところはやはりここです。

やっと言える 大好きだよ

 この楽曲が、暗に”深川麻衣”に沿って作られていることはファンならわかります。すなわち、運営など上部の人たちの想いが乗ってます。ただ、ここの歌詞だけはそれだけでない。上部の人たちが想いを投げ、その想いをパフォーマンスする彼女たちが、ファンではなく”彼女”に対し乗せる。それも超どストレートに。そんな想いの連鎖が秘められ、彼女たちに与えることを許す、素晴らしい歌詞です。それほどまでに暖かい曲ありますか?
 ちなみにこの楽曲は、対象を隠す「君と僕」タイプ、「自由や未来」といった応援・鼓舞タイプです(詳しく知りたい方は以前の記事を御覧ください)。このフレーズを不特定の誰かに向けてるとは思えませんよね。

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 曲調に関しては、卒業バラードではないことは当たりましたが、それ以上にうまいことは言えません。コードが~とか4つ打ちが~とかうまいことを言えればよかったのですが、勉強不足です。私は、こういった明るく春らしい暖かい曲は大好きです。素人的ですが、Bメロからサビへのインパクトが若干ない気もするのが気になりましたが。

 ダンスは、小さいフリで動きが沢山タイプでした。サビの動きが多い気がするのと、既視感たっぷりだったのは多少気になりましたが、フォーメーションがわかりやすく動く曲は私は好きです。Bメロのフリも好みです。
 話題になったラストのフォーメーション、私はハルジオンの花を表しているように思いました。なので、中央にいる2人に意味があるという予想には異論はありません。ただ、そこにいたのが堀であった、そのことに対する深読みは今はしてほしくないなと思います。そこに意識してしまうと、本当に目に焼き付けたいことが薄れていく気がしてしまいます。その意味は将来考えればいい。将来に結果論を語ればいいじゃないですか。今は「堀おいしいな」くらいにしといて、本当に目に焼き付けたいことにすべてを注ぎませんか?

 最後に。私は、これほどまでの楽曲を予想していませんでした。いや、潜在的に望んでいなかったのかもしれません。何故なら、その意に沿った楽曲であるほど、この楽曲を聞く度に、強く『君のことを僕らは思いだすだろう』だからです。楽しいけど悲しい、嬉しいけど寂しい、そんな感情に渦巻かれてしまいます。彼女が巣立つまでに、なんとかこの楽曲に消化し昇華する方法を見つけていきたいと思います。

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乃木坂46時間TVの感想

 2016/2/20 AM4:00から46時間ほぼ生中継という、前代未聞のように行われた乃木坂46デビュー4周年を記念した特別番組「乃木坂46時間TV」。これまで、乃木坂46のデビュー記念と言えば「バースデーライブ」でしたが、その開催延期を受けて、催されました。


 1年は約52週。乃木どこ、乃木中のような週1回30分枠番組でしたら、1年で約26時間となります。つまり、それが約2年分、約100のナンバリングになるわけです。そのボリュームの感想を書くわけにはいかないので、企画毎で、なるべくどうしても書きたいことだけになるよう頑張ります。
 ちなみに私は約38時間見ました。見逃したのは、最初の2時間(寝てたのではありません...遊んでて遅刻したアホです...)、1日目の今誰~コラボLaboと2日目の代々木(仮眠タイム)。正直、初日の仮眠タイムは興味が無かったからなのですが、他の部分は、後ほど視聴ができ次第、追記を行っています。

オープニング

 長時間番組は、オープニングが楽しいのに!!!俺はアホか!!!
 というわけで、MCが生田→高山になったことが発表されたようです。
(追記)高山もそうですがMCの秋元がアップアップしてたのは、このオープニングの瞬間だけでしたね。

バースデーボーリング

 企画の中で、唯一ほぼ全員参加(未確認です、すみません)かつ必ず1回はスポットがあたる、なおかつ、全員コスプレという”お祭り感”。そういうスタートに相応しいための企画であって、内容はどうでもいいのです。
 可愛くないタイプのコスプレをしてくれる子がいて良かったですね。そういう子がいるほうが、その子も引き立つし、周りも引き立ちます。控えめな子って、ただ制服を着ちゃうような子が頻発してしまうので。
 個人的には早出さんが楽しそうにやってて良かったです。相変わらずリサーチも完璧でした。

齋藤飛鳥のラジオ体操

 この後にも、選抜メンは乃木どこ、乃木中からのものがまぁまぁありました。バックの2人が中田・若月だったのは何故でしょうね。

のぎ声リレー

 企画的な良し悪しは置いといて、生放送という点で、1日の中で殆どのメンバーに役割ができたこと、地方を巡ること、ファンと一体の番組になる、という点は良かったと思います。お金のかけ方半端ねえな、と思いましたが。
 1日目の中継の印象は、衛藤が本当に北野の良さをよく引き出してた、永島・中元の喋れるコンビの中継が凄く良く似合う。
 2日目の中継の印象は、ちゃんと班とファンの指揮を執る星野にホッコリしたこと、対照的に、歌ってる最中も何にもしない川後と佐々木が酷かった。

乃木坂電視台

 結果的に約10分という尺は具合がよかったですね。約10分でも、これほど内容に開きができるのかとも思いましたけど。

【乃木坂46】やっぱり選抜のメンバーはレベルが高いって実感したな。 | 乃木坂46まとめんばー の話を少しさせてください。
問題なのは、「自分の好きなコトをただする(話す、食べる)”だけ”」のメンバー。嫌なコトをする、得意なコトをする、とは違います。これらは映像的に画になることが多いです。ただ好きなコトをするだけでは、ただダラダラになるだけです。普通に考えて”その子の推し”でなきゃ全く楽しくないですよね。楽しませなきゃ好きになってくれる人は増えないのです。なのにそれをしてしまうアンダーメンバーが多かった。だから、やっぱり選抜メンだな、と思われてしまう。アンダーメンバーに足りず(失礼は承知です)、選抜メンバーを脅かすための最大のものは、「人気の”広がり”」です。今回のこの企画は、自己プロデュースの最高の場であったのにそれができない、それが残念でならないのです。(以降これに該当する感想は冒頭に(☆)を付けます。)

中田花奈「踊ってみた」
(追記)曲が分からないのが多くて何ともでしたが、時事ネタ入れてくるあたり、中田のバラエティポテンシャルをしっかり出した良い企画でした。
深川麻衣「フカフカさんのDIY
(追記)制限時間があって、段々妥協案になっていくのはやっぱ企画っぽいですよね。結局、何故工作をしたのかはわからないままでした。結果面白かった声が多いのは、深川だったからだと思います。
寺田蘭世「寺田とお茶会」
せっかく推されて来てただけに、企画内容が勿体無いなと感じました。これは完全ファン目線ですが、メディアでこれほど素の表情が見れるようになったとは、とは思いました。
桜井玲香「今日こそポンコツ返上、玲香の凄いとこ見せてやる」
勝つことを目的にした企画、にも関わらず、ちゃんと自分が負ける相手(オチ)を用意しているとこが後のゲームしてる人たちとは違うところです。
◆相楽伊織「好きなお笑い芸人
(☆)お笑いをあまり見ないのでごめんなさい。
和田まあや「英語ができるようになりました」
NO ○○とかくだらないゲーム設定を咎めてくれる人がいないと、この手のはちょっとつまらないです。
西野七瀬「西野どうぶつ園」
自身が最も生き生きとする題材、尚且つ変わり種の生き物というのが、押し売り的な動物番組みたいにならなくて良かったとこですよね。完全に個人的な発言になりますが、無論、最高に可愛かったです。
佐々木琴子「お悩み相談室」
内容はイマイチだったけど、元気にやっててよかったですね。中田が面白かったです。
◆山﨑玲奈「乃木坂寄席」
コラボ系のお姉さん2人を除いて、2期生で唯一本気の企画を持ち込みましたね。素晴らしい。
川後陽菜川後陽菜は見た、あの子ってこんなとこあるんです」
テーマになるメンバーもクジでなく川後がセレクトしたら、もっと面白くなったと思います。
生駒里奈「出張!ジャンポリス!」
個人レギュラーとのコラボ系の企画はいくつかありましたが、コラボ内容から唐突なオチに持っていく流れ作りと、ちゃんとオチるところは、さすが生駒だなと感じました。
堀未央奈ホーリーと食べよう!」
(☆)面白味の無い内容を”堀未央奈”という存在が面白くさせた、それほどの逸材ということですよね。トルティーヤくんだよ。

星野みなみ「みなみ、パンを作る」
やっぱパン作るのね、で完成品出てくるのね、と思って見ていたら、46時間を逆手に取った、企画を8時間引っ張るという、革命的な企画でした。
伊藤万理華「ハッピーバースデイまっりか」
あの酒のラインナップで梅酒以外ってのは目に見えた結果だったので、1つでも、お?意外と?ってのがあったら面白かったですよね。
齋藤飛鳥「私、実はまだなんです」
乃木中からの企画ですね。もっと派手なリアクションか、乃木中の時のようなドスの効いたコメントが欲しかったところです。
橋本奈々未「パジャマトーク」
一言で言うなら、「最低限で最高のパフォーマンス」ですかね。欲しい画をリサーチする(モバメでしていたらしい)機転の良さと、スタッフを話のネタに使う大胆さは、橋本奈々未ならではといった感じです。
松村沙友理乃木坂46動物分類」
(☆)人間観察するような”キャラ”でもないし、狙いがよくわからなかったですね。2日目MCだから、ただアナウンサーキャラ演じてみたかったとかその程度ですかね。
樋口日奈「日奈と息抜き」
声を売りにしたいという意図はわかります。それを踏まえても、”この番組のこの企画”という出番を蔑ろにしている印象を受けてしまいました。
能條愛未「タラバガニを丸々一杯食べてみよう」
(☆)1人でやってたら1匹食べるタイムアタックする気あったんですかね?そうだとしたら、高山・西野を呼んだのはミス、そうでないなら高山・西野に助けられただけですね。一人で食べるのは寂しいので、と発言してたのでそうではなさそうですが。ただただ、カニコスプレした流れの西野の企画のように見てました。
渡辺みり愛「10分間クッキング」
ただただ事故でしたね。大成功でも大失敗でもなく、ティラミスだから大抵まずくなることもなくリアクションも取れないし。
高山一実ハリーポッター完全再現」
乃木どこからの企画です。高山なら、もっとやりたいことやできることが沢山あるだろうに、これを選んだ熱意を感じました。
生田絵梨花フィンランド特集」
爆誕しました。誰もが2760分のうち、この10分をベストアクトとするでしょう。「フィンランド」の「民謡」を「選び」、「丸暗記」し「歌い」、「ピアノの演奏」もする。どれをとっても全てが生田絵梨花という人間の才能が詰まっています。
若月佑美「毎日わかつき」
こういう自身の観念を持てるのは凄いと思います。ただ、そういうものは口外するものではないからサムくなってしまうだけで。
斉藤優里「ゲームで遊ぼう」
(☆)ただ友達をゲームでボコボコにしてただけでした。本人はゲーム実況をしたかったみたいですが、アイドルを見にきた人たちが、アイドルが主にならない企画であるゲーム実況なんて望むわけがないという時点でズレてると感じます。
伊藤純奈マリオカートで遊ぼう」
(☆)深川のための企画でしたね、本当にありがとうございました。
斎藤ちはる「ちはるに学ぶアメフトの魅力」
意図も心積もりもわかるんだけど、どうもアメフトという題材がコアすぎる。聞き手がかりんでなければ事故ってた感があります。
井上小百合「一人旅のススメ」
(☆)正直、井上のことを気に懸けてる人でないと楽しくない内容だと思います。この趣味が初出しというわけでもなかったので。ただすみません、私は最高に楽しかったです。
北野日奈子「まぜまぜきいちゃん」
お姉さん2人を除く2期生で頑張ってたのは、山﨑と北野だと思います。題材は普通ですが、ちゃんと不味い組合せをチョイスしています。結果はそう転びませんでしたが。不味いもの作って人に飲ませて、結局自分も飲む、鉄板の流れも用意されてました。
白石麻衣「辛い料理の克服」
ダメなものをダメなもので中和する、苦しいに苦しいを上乗せするお約束が用意されてました。センブリ茶も飲んでくれれば大歓喜でしたね。
秋元真夏「妄想彼女」
いつものやーつに特技の料理のオプション付きでした。どちらも彼女の最大の売り故に、中途半端になってしまったことを悔やむ姿を見ると、貰い泣きしそうでした。

永島聖羅「沈黙の金曜日出張版 in乃木坂46時間TV」
アルピーが大人し目でしたね。コラボLaboもそうだけど、ラジオ系のコラボは卑怯です。面白くないわけがない。
中元日芽香「脱 無趣味」
意図的に今までの”ひめたん”と違う部分を見せようという企画だと思います。中元と北野は、こういう現状を打破するために、何か変えてやろうとする姿勢が今、急躍進に繋がっていると思います。
新内眞衣新内眞衣のまいちゅんカフェ出張版」
安定でした。それ以外の言葉が見つかりません。
川村真洋「ろってぃーのギターヒロインへの道 出張版」
アイドルって立場じゃ、ギターは次に繋がらない気がするんですよね。
鈴木絢音「鈴木音楽専門学校」
他企画と結びついてたのはよかったです。ただ、折角の最高の機会なのだから尺いっぱい使ってくれないと。
伊藤かりん「将棋フォーカス&将棋世界コラボ」
北野や優里が盛り上げてくれた感はありましたが、非常にスムーズでした。敢えて、え?将棋じゃないの?って展開も面白かったとは思いますが。
衛藤美彩「今夜も私は一人飲み」
乃木中からの企画ですね。視聴者を楽しませるために軽く酔う姿勢は素晴らしいと思いますが、その後があってその後に差し支えてしまうのは、人としてどうかと思ってもしまいますね。

今、話させたい誰かがいる

 こちらは10分が少し短かったですね。打ち解けるのに時間を使ってしまったコンビもいました。加えて、与えたトークテーマが微妙だなと思うものもあり、ただただ選ばれた人の人間観察をする程度の企画になってしまった感があります。オタクはそれが楽しいのですが。
 1日目、2日目通して見た中で最も印象的なメンバーは橋本。”会話”をすることに最も長けていると思いました。相手に話させることが多く聞き上手、間を作らない話題の投げかけができる、落ち着いたテンションが話しやすい、全て兼ね備えてますね。乃木坂ちゃんとサシ飲みできるなら、私はダントツで橋本を選びます。
 見てない中で、中田と松村のトークが良かったみたいですね。
(追記)中田のトーク面白かったです。彼女本当に良い力を持ってるんですよ。ただ少し語彙力に弱いのかな、と思わせるだけで。「言葉を選ぶ」と再三言いながらも、「乃木オタはファッションオタク」と言ってしまうところ、笑いました。
 松村のトーク相手は相楽でしたが、相楽が若月とのトークの時に比べて、断然話が弾んでましたね。若月も気が利かないタイプでないだけに、これだけ明確だったのは松村の才力だと思います。

ラッキー3福神は誰だ

 乃木どこ時代からも、濱口との絡みは面白くなりますね。北野がキテるのは運勢的にも間違いないみたい。優里・中元・能條は闇が少しこぼれてました。流れ作業シュークリームは面白くもないしメンバーは苦痛だし、一転して、箱入り乃木坂ちゃん、とんでもない罰ゲームが爆誕しました。
 この企画で目を見張ったのは生駒と高山。ああいう件を乃木坂に求めていないという意見もわかります。でもあの件は絶対に面白いのです。現状、ああやって掻き回せるのは生駒だけ。役目が分かってしっかりやれる子です。災難に選ばれたのは高山。高山ならやってくれるという信頼関係、それにしっかり応えてちゃんと口に含む高山。2人のベストパフォーマンスと信頼関係が生み出したシーンだったように思えます。

コラボLabo

 1日目は、雑誌とのコラボに興味が無かったので仮眠タイムにしてしまったのですが、生ドルとダ・ヴィンチ面白そうみたいでした。この仮眠タイム中を見てないのでなんとも言えませんが、中田もだいぶMVP級の働きしてません!? 
 2日目は、番組・ラジオコラボが多くてハズレ無しでしたね。何気なく見てたCanCamコラボも大当たりでしたしね。
(追記)1日目のコラボを見ました。生ドルのカナヲぶっ飛んでました。面白かった。ダ・ヴィンチは生田画伯だったのですね。納得。
 あと気になったのはMdNコラボの万理華。彼女は喋らせると魅力が半減してしまう気さえします。とにかく「なんか」と「でも」が多い。「なんか」は乃木坂内でも今に始まったことではないですが、「でも」から会話を返してしまうのがマジで気になる。特に対談企画だったのに、全然良い気がしません。

クイズ王リベンジ

 冒頭の大島の「メンバーの名前を覚えられてない」はフリでしたね。生駒はそこで気付いたかな?
 しかし目を見張るのはクイズ王の古川さんです。乃木どこ時代からですが、本気の回答や解説、知らなかったことは知らなかったと明言する、回答されたら明確に讃える、本気で悔しがる、これらをいい塩梅で組み立てることで、しっかりメンバーの本気を引き出しています。ついに乃木坂ちゃんたちも「ボタンの遊び」に目をつけるくらいに引き出しました。これは、圧倒的に能力の差があったら難しいことです。なんと、最終問題で勝利することで、それを”次回”への道標にもしてしまいました(笑)。
 今回の時点で、ファンは古川さんが乃木坂にかなり詳しいことを知っています。今回はその部分を出すのかなと見てたら、序盤はしっかり「クイズ王として挑戦を受ける」姿勢を貫いてました。と、思いきや終盤は一転し、白石の時のはマジで笑いました。個人的に、もっとそういう関わりを見てみたかったです。

人狼ミッドナイト

 私がこの46時間TVでベスト企画を選ぶならこれです。乃木オタが寝る間を惜しみ見続けたのは、46時間のうち少しの情報も拾い損ねたくないからだと思います。そういう意味で、この企画は10人の情報がたっぷり拾えました。
 最も目を見張ったのは桜井です。彼女は2ゲーム4人の人狼を直感と言いながら的中させています。以前のブログで書きましたが、直感は”過去の経験との比較”と私は考えています。つまり対人的な直感は、「その人のある事象の事前と事後をよく観察し、結びつけたものを、記憶している」ことになります。それほどに目を凝らしてメンバーをよく見ている、桜井が形成するキャプテン像が見えました。
 高山はああ見えて非常にロジカルですね。物事を体系化して考えられる、不正解を選ばないことを続けることで、正解を導く、そんな印象。また、ゲームメーカーとして相手を楽しませ、自身も楽しみ、企画として楽しい方向を考える姿勢は凄いと思いました。
 秋元は観察力が高い上に洞察力が高い。ただ”人を誘導する言葉の武器”が拙いという印象。
 反対に、橋本はこのゲームだけで見れば、観察・洞察は秋元に一歩引けるが、橋本は人を誘導できる能力があるという印象。2人とも頭が回るせいで歪んだやり合いをしてしまうシーンがありましたね。
 松村は個人能力と戦略を結びつけて考られえる、いわゆる地頭が良くないとできないずる賢さを持っているという印象。
 他は、万理華はやっぱり感性的右脳派、西野は一歩ずつ距離を詰められる、能條はまた空振り、深川はゲームでも嘘はつかせてはいけない、生田は”初めてのこと”にはやっぱり適応力が低い、という印象。
 あまりに企画が面白かったせいで、文章も長くなってしまいました。

THE歌王

 この企画で言いたいことはただ一つ、桜井玲香の歌唱力をこのカラオケの点数なんかで評価してほしくない、ということです。
 例えば、歌がうまいと評される生田のうまさは、音取りと呼吸だと私は考えます。音取りは絶対音感です。絶対音感は4~6歳の間に音楽に触れていると身につくといいます(私も5歳からピアノをやっていたせいか持っています)。呼吸は、息の出し方です。生田は語尾にナチュラルにビブラートがかかります。何故この話をしたかというと、これらの技術ってカラオケの採点に大いに引っかかる項目だからです。今回、声量が大きいこの方が点数が高かったですよね。声量が大きい方が抑揚の点に引っかかりやすいからです。実際上手いと思った井上は、声が小さいせいか点数が低めでした。このように、精密採点と言いながら、不確かで曖昧なところがあります。
 しかし、桜井には生田を上回る能力を備えています。それが表現力です。彼女はダンスもそうですが、惹きつける、聴き入る、聴き惚れる、そういう力です。表現力も培ったセンスだろ思います。明確に示せないのがもどかしいですが、彼女にはそういう良さがあります。そこをわかってほしい!!カラオケの点数なんかで評価してほしくない!!

のぎ天

 いまいちでした。というのは、私が求めていたものではなかったからです。

スペシャルライブ

 深川麻衣selectionとして、彼女が選んだセトリになりました。そう位置付けられたのは、彼女が卒業をするためです。選曲から彼女の想いは十分伝わります。でも、だからこそその意に一歩踏み込んだコメントしてくれたら、このライブは更に思い出に残るものになってたと思います。彼女は表現の仕方がチープなんですよね。大事な部分のコメントも、昔から今一歩迫りきれてない。その刺々しさの無さが彼女の良い所でもあるんですが。
 君の名は希望で泣きました。サビで高山が泣きながら歌ってるの見て泣きました。そりゃ泣くよ。そのままの流れでボーダーの6人を見て、こんなパフォーマンスができるんだと、感動して泣きました。

2日目23時以降

 取り上げるとキリがないですが、生配信というのを置いておいても、素の彼女たちは多分あんな感じ何だと思います。やっぱり掻き回すのは生駒で、やっぱり暴れるのは生田で、やっぱり仲間思いな白石で、やっぱり無防備な橋本松村で、やっぱりまとめない桜井とまとめる若月で、普段からそうなんじゃないかな。最高でした。あれだけ自由にさせるなら、席順くらい自由にさせて欲しかったですね。

MC

 秋元・若月がメインMCだったのは最初から決まっていたと思います。だから脇の高山・生田・松村を秋元・若月と同列で比較してはいけません。
 秋元がとにかく凄かったのは、最初から最後まで全く違和感が無かったことです。彼女はメンバーと関係性が近いので巻き込める、頭が回るので中継相手にもコメントフリが上手い、培ってきたせいかアドリブに強い、最初からそんな安定性を備えたまま約23時間テンションやトーンが変わらなかったわけです。彼女自体があまり難しい言葉を使わないというとこもあります。いいともでタモリがMCをしてて違和感を感じる人はいないと思います。違和感を感じないってつまりそういうことです。
 若月が優れてると思ったのとこは、話の舵取りが抜群に上手い。特にメンバーへの振り方は秋元より上手かった。スタジオトーク中に、鈴木が話を振られて、軽快なトークをしながら若月の手を掴みにいった時はびっくりしました。


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 どんなに抜粋しても長々述べてしまいました。これでも端折ったつまりなのですが。
 寝る前には乃木坂ちゃんがいるし、寝て起きても乃木坂ちゃんがいる。いつトイレにいくか、いつ飯食うか、いつ風呂入るか、そんなことを考えられることすら最高の2日間でした。
 こんな前代未聞の番組を投げられるスタッフと、それに全力で応えてくれるメンバーに感謝です。
 ただ、私も一端のファンなので、これが定例にならないかなどと考えてしまいますがね。