14th選抜発表の所感

 まず、先日Twitterで「ファンの間での誤認」云々の議論を見かけましたが、その内容には私は否定的です。

 では、軽い私の所感をポイントポイントで述べてみたいと思います。

全体布陣

 全体布陣は、13th+堀でした。1列目+2列中央の衛藤はシンメが同じ、残りは位置も同じです。

 私は、どうしてもこの布陣は「深川を惜別するために最強布陣を並べた」としか思えませんでした(この件は後述します)。その最強布陣を、たまたま13thでやってしまっていた、そんな印象です。正直、ファンなら推し等の感情補正を抜いたら、最強であることに異論は無いと思います。つまり、誰も変えようがないということも実際だとは思います。

 しかし、固定化された最強メンバーの端にひとり入れられた堀に対しては、本当に運営は堀を試すな、と思ってしまいました。

 あと、永島の卒業公演のためにアンダーを固定した、という意見も見つけましたが、それは違うかなと思います。理由は、まあまあ明白かと思いますので割愛させてもらいます。

 今回、私は多少動く可能性が高いと思っていました。それは、今回が“最良のタイミング”であることと、アンダー全ツの客引きに誰かを 使うかもしれないと思っていたからです。

センター

 14thセンターは卒業を発表した深川となりました。

 私は、今回、深川がセンターに選ばれて欲しくないと思っていました。何故なら、皆さん察しの通り、「卒業だから」という思惑を、本人を含め全ての人に植え付けてしまうからです。本人が『どういう理由で選んでもらえたとしても』と発言してることからも、わかりきっていたことがそのまま起きていることがわかります。これに関しては、擁護も批判もどちらも正しいと思います。また、これから先に卒業という選択をする子に対しても、余計な詮索をさせてしまいます。

 ただ、運営は“センター深川”を選びました。上述のことや卒業後の空席など、様々なリスクを全て背負ってでも、深川の功績を称えたい、そういう運営の意思表示だと受け取りました。運営がその全てを背負いきれるか、この先の動向や14th楽曲に注目です。

 私は、年に3枚しかでない貴重な1枠、かつ入れ替わりを売りとしてる以上、「思い出」的なものには反対でしたが、色々考えたら、これはこれでやはり有りだなと思うようになりました。深川麻衣というメンバーは、それをするに相応なメンバーということは間違いがないからです。

その他選抜

 私は、今回のセンターを生田と予測しました。彼女は乃木坂46が誇る武器の1人です。でも、いつ彼女を最も強い武器に磨きあげるんでしょうか?その気は無いのですかね?

 3列目のメンバーに関しては、「福神でない」 ことは関係が無いことが12,1月でわかりました。だから心配ないのでしょう。 (追記)3列目は実力組という声があります。言わば、時間制約上、福神でなくしてる、そういう意味合いですかね。でも、私はそれは「そう見える側面もある」程度にしか思いません。伊藤万・井上は選抜3列目より前を経験していません、松村も最近は暫く3列目、若月も福神超常連組ではありません。「福神」という立場にちゃんと“箔”はつくわけです。私は、これに関してはそういう“決めつけ”で見て欲しくないと思います。

 注目だったのは、齋藤飛・星野の次世代コンビです。“自分の番でボロボロ泣いてた”のは、この2人と深川だけです。この2人の涙は、今、「突き上げ、突き動かされた成長過程」のものと感じます。推し進められたように推し進んでるのが見受けられました。やはり、私からすれば、やはり彼女たちは次次世代です。もっともっと蓄えられるものがあると感じさせられます。

アンダー

 堀が上がって、中元が上がらないってのは中々示しがつきませんね。中元は、これまでのアンダーセンターで“活動”をしたメンバーの道を辿ってますし。期待度の差が明白になってしまいます。このような結果になるなら、サンクエトワールというユニットに堀を入れないことが正解であった気もします。アンダー全ツに向けて、センター活動経験者を1人残しておきたいとか、そんな短絡的な選択の被害者であるような感じも受けます。

バナナマン

 久々のバナナマンの立会ありきの選抜発表でした。
 設楽の良いところは、彼女たちの想いを受け取って、彼女たちの背中を押したり、道を示唆したり、正したり、そういうとこをメディアを通したファンたちにもわかりやすく発言するところだと思います。

 例えば、今回飛鳥に『補い合うのがグループの良さ』という言葉を送っています。この「グループだから、グループなのに」という言及を、設楽はこれまで何度かしています。ファンがし難いことを代弁したり、ファンがし易いような言葉をうまく示してくれているように思えます。ドSなフリも含めて、彼のこういった“難しくさせない姿勢”が優しさに変換されていると、この番組を通して見てきて感じたことです。

最後に

 年始曲がこの結果になったことを踏まえて、今年の3シングルは、全てセンターを変えてくるのではと考えます。2年目の5,6,7thの時みたいにです。となると、この先の2シングルは突発的な抜擢があるのではと考えてしまいます。そこにまず挙がりそうなのが、生田に加え飛鳥や星野でしょう(私は反対です)。他にも伊藤万・井上や中元・堀、はたまた秋元・衛藤・桜井・橋本など、次シングルは予想が荒れそうですね。

 完全に個人的な感想を1つだけ述べさせて貰うと、私が理解しているまいまいの性格や人柄を考えると、ファンが望んでいたほど、望んではいなかった結果だったのではないか、そう思いませんか?